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高松紀行1:FPV初心者の空撮機材選び / 俺流トラベルガジェット

ガジェットファンの皆さん、ようこそ『俺流トラベルガジェットの世界』へ。

先日、FPVドローンの先駆者お二人に教えを請うため、香川県高松へ合宿に行ってきました。その経緯は今月のDrone.JPの連載コラムに詳しく書いていますが、ここでは高松合宿を中心に、今後数回に分けて様々な視点からお話したいと思います。どうぞお付き合いください。

連載予定:

  1. FPV初心者の空撮機材選び

  2. Avata 2に必要なDIPS2.0について

  3. うどん県グルメ散歩

  4. Flyersで簡単に飛行許可申請

  5. ガジェッターのバッグの中身

  6. ようやく泊まれたドーミーインの楽しさ

それでは第一回は「FPV初心者の空撮機材選び」です。

高松合宿に持ち込んだ空撮機材

手前に並べたのが今回持ち込んだドローンです。
左からゴーグルとAvata2とそのコントローラ、DJI Neo、右側にDJI Mini 4Proとリモートです。

DJI Avata 2とDJI Neoを選んだ理由と期待

なぜ今回、Avata 2やNeoのようなFPV機を私のドローンラインナップに加えたのか。それは単純に、DJI Mini 4 Proのようなカメラドローンだけでは物足りなくなったからです。

カメラドローンとFPVドローンの違い:

  • カメラドローン:主に空撮を目的とし、安定性と画質を重視

  • FPVドローン:操縦者が機体の視点で飛行を楽しむことを主目的とし、俊敏性と没入感を重視

その操縦する楽しみや自由に滑空するさまを自分の映像に取り込みたくなったのです。

従来のドローン(DJI Mini 4 Pro)との違い

DJI公式のYouTube動画(16秒)で、Avata 2とMavic 3 Proの映像の違いをご覧いただけます。画面上がAvata 2、下がMavic 3 Proで、同じ被写体を撮影しています。

いかがでしょうか、同じドローン・カテゴリーにある製品とはいえ、もはや違うものであることがおわかりいただけたと思います。

写真クリックで拡大できます

これは今回訪れた「さぬき市野外音楽広場 テアトロン」をDJI Mini 4 Proを使って撮影した写真です。

DJI のラインナップで最も安価なドローンであるMini 4 Pro で簡単にこのような写真は撮影できます。

次に私といっしょにいった友人が同じ場所で撮った FPV映像をご覧ください。

これらの比較から、私がなぜAvata 2をラインナップに加えたかがお分かりいただけたと思います。

FPVドローン初心者が機材を選ぶ際のポイント

FPVドローンに興味を持たれた方のために、機材選びのポイントをご紹介します。日本には世界にはない独特の規制があり、それを理解しておくことが重要です。

  1. ドローン本体は、日本の電波法に適合するように「技適マーク」を取得している必要があります。

  2. 100g以上のドローンは国土交通省のDIPS 2.0への機体登録が必須(世界標準では250g未満は登録不要)

  3. 目視外飛行(FPVゴーグル使用)には同じく国土交通省DIPS2.0に飛行許可・承認申請が必要です。

これらの規制をクリアする簡単な方法は、DJI Japanの製品を使うことです。

今回私の友人は、自作したFPV機を苦労しながら飛ばしていますが、そうなるには相当な時間の訓練とお金を費やす必要があります。
また周囲にそういった経験を持つ仲間がいて助けてもらえる環境が必要だと思います。

各種FPVと半田付け職人

そういった環境が手に入らないならば、DJI Japanの例えば DJI Neoから始めるのが良いと思います。

大切なのはトレーニング

私も毎日実践していますが、シミュレーターでの練習が重要です。私は現在、VelociDroneというアプリで日々練習しています。

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