iPadシフトは、いまか？ 第2回 ～日本語入力とブラウザーの壁～

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読者の声から：iPadOSの根本的な課題

前回の記事に興味深いコメントを頂きました。

デュアルブートという解決策

Jiro Iguchiさんからは「iPadがMacOSとiPadOSのデュアルブートになれば？」というご提案を。確かにその通りですね。チップセットは同じApple Silicon。技術的には可能なはずです。かつてIntel MacでWindowsとデュアルブートできていた時代を思い出します。

しかし、Appleはそういう道は選ばないでしょうね。ファイルシステムを見せたくないiPadOSと、ファイルシステムありきのMacOS。この思想の違いは大きすぎます。Windowsは確かにそれを実現していますが、どこか中途半端な印象は否めない。それをよしとしないのが、Appleらしさなのかもしれません。

ファイルシステムの壁

jujubeさんからは「iPadOS/iOSのサンドボックス化されたファイルシステムが苦手」というコメントを頂きました。これこそが移行の最大の壁かもしれません。確かに「Files」アプリの登場でだいぶ改善されましたが、そもそもiPhoneやiPadは「ユーザーにファイルを意識させない」というDNAを持っています。

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さて、今回は前回予告した通り、日本語入力での苦労と、愛用のブラウザーArcをiPadで使おうとして直面した問題についてお伝えします。