2021→2022 卒業という決断。
さて、今年も大晦日。しっかり言葉を残しておきたい。あの日から一年かぁ…みんなの一年はどうだった?来年はどうしていこうか?少しだけ僕のことをシェア。
『心から感謝』
今年も結んでいく…僕にとっては過去最速の感覚がある2021年。なんとなく僕なりの答えはある。それは、「あらゆる出会いや出来事に対して、すべてで向き合い、受け入れ、味わうことが染み付いた習から」。現在ある僕のキャパシティにおいて、どれもこれも意味と価値ある体験ばかりだった。1分でも1秒でも僕の人生に存在してくれた皆様、本当にありがとうございました。すべての方が心穏やかに、豊かに本年を結び、良い2022年を迎えられることを心から祈っております。
『進化と深化』
正解のない時代。VUCA時代。より一層、多様な観点が世の中を面白くしていけるチャンス!のはずだし、声高らかにそれを叫ぶ人も増えたけど…「独裁」「傲慢」「抑圧」によって光放つ機会を奪っているセカイ、組織がまだまだ多い。例えば、感情的に恫喝したり、怒鳴ったり、脅したり…因みに、上司から部下。部下から上司と双方で発生している場合もある。その手法で火がつく人も時代もあったことでしょうが、さて今はどうだろうか…
「変化」を求めれたコロナ禍。様々な場で聞く「経営と現場のギャップ」はかなり深刻なケースも見受けられる。必要なのは、双方へのリスペクト。簡単に書いているが実はとても根が深い。そこには、生まれ育った時代背景やそれぞれの原体験を受け入れ、互いに理解し合うというベースが必要。表であろうが、裏であろうが、互いに否定し、批判している時間には生産性はない。顧客に向き合う前に、仲間に向き合い、それぞれの人生を肯定した上で対話が進められると良質なコミュニケーションが生まれていく。
人は心を持つ。よって、「心理的安全性」がある場は必須。どうだろうか?あなたの住むセカイや組織は?「そんなこと必要ない!」と思えば、一人で生きればいい。しかし、組織やチームとして目指す場所があるなら、役職や役割以上に、人と人として対等な関係であれることも必要。フラットに互いに高め合える場。それぞれが多様性を理解し、ありのままであれる場創り。リーダーがそれを本気で覚悟を持って学び、取り組まなければ強く太く深い根が張った組織は成り立たない。
『信用と信頼』
強い組織、チームには「信用と信頼」の関係性がある。それぞれが自立した個であること。つまり、裏表のない、ありのままの自分であること。そして、互いに手法問わず表現し合えること、受け入れ合えること。許しあえること。その上で対話と議論を深められること。僕が知る限りでは、まだまだ重要視されていない観点だが、ここを通らずして強い組織、根強い組織は生まれはしないだろう。とても難しい継続と更新、更には進化と深化。それらは「一日にしてならず」である。ブランドも同様に「日々」が創り上げていくものであると意識して取り組まなければいけない。
『心に刺さる棘。それは「問い」』
「同じなんてない!」と言いつつも、同じであることが安心で心地良かったりする。前提として、違うというとを理解し、許容していれさえすればプロセスは良好になりやすい。これまた簡単そうで最初は意識し無意識レベルまで昇華させることが必要。
心に棘が刺さった時、それを「問い」として受け止められるか。そして、それは「学びの機会」であり、「成長の機会」だと思う。何せ、自分の価値観にないものを目見聞きしているのだから!(因みに、僕は35歳過ぎでしょうか。受け入れられるようになったのはwwwなので皆様には少しでも早くそうあってほしいと願います。見えるセカイが一気に拡張していきます。)
問いは尊い。それは、誰かの人生でもあるから興味深い。改めて、人はそれぞれ違う。僕も常に心を拓いて、受け入れられる余白をもって生きていきたい。
『卒業という決断』
今日は最後に御礼とご報告があります。本日2021年12月31日をもって、18年勤めた株式会社伊勢甚本社を卒業します。ホテルマンを目指し、入社した僕はブライダルを主として、様々な節目に携わる機会に恵まれました。これまでの体験すべてがこの仕事に生きました。いつしか、この仕事は「志事」に姿を変え、今ではブライダルという枠組みを超えて、誰かの人生や、社会にキッカケを生む生き甲斐を感じています。
ご存知の通り、成果は確実に出し続けました。プレイヤーからマネジメントに役割のウエイトが変化し、式場責任者としても学び、すべてやり切ることが出来ました。仲間やお客様に対して、「後悔のない人生を歩む」と伝え続けている自分自身に今一度問いかける一年でした。40歳を迎え、命の折り返し、働ける時間、家族、そして使命と向き合う中で、僕はより多くの人生に触れられる場、新たな学びのある場、裁量のある場、安定よりも未完成な場にチャレンジしたいと心が疼きました。
僕は僕以上でも以下でもない。今、ある小島敏之のことを愛している。裏も表もなく、人生史上で子供並みに純粋な想いを原動力に、社会や人にキッカケを生み続ける生き甲斐に満ちています。人の力は純度を持った時に、大きな可能性に気付く。組織に対しても、仲間に対しても、顧客に対しても僕は僕でしかない。そんな僕が高揚も動揺もなく、フラットに新しい扉を開けようとしている。すべては自分自身で体感していく。そのプロセスこそ、最も僕が問われる部分になるはずだ。プレッシャーという言い方もあるのかもしれないが、誰かの人生に触れられるという機会が僕の心を突き動かしてくれる。
明日、2022年1月1日から株式会社小野写真館へジョインします。様々なご縁の中で、今最も僕の心が震える場所です。VISIONには、「世界に笑顔、幸せ、感動を連鎖させる。」とあります。とにかく思想のステージがとてもデカいです。だからこそ、ブレない芯や、着実な一歩が必要であり、志を共にする仲間が必要。それが強いチームや組織となる。これまで同様に、表も裏もないありのままの自分を生きつつ、仲間に、組織に、社会にポジティブなキッカケを想像し続けていく。
こうして、言葉を紡ぐとこれまでの人生が想い出されます。僕は完璧な人間ではないし、善悪もあるし、強い自分も弱い自分も存在する。それでも今の姿は誇れるもの。苦悩も、葛藤も、嬉しさ、喜び、命、愛…改めて、これまでのすべての出会い、体験、出来事に感謝します。
今回の決断に際して、限りなく高い人生肯定の機会となった。この決断をしなければ、得ることの出来ない力を与えてもらった。誰かの人生に憑依し、味わうことのできるこの能力。誰かの覚悟、本気を伴走する問いの能力。本質的なチームビルディング。本質的なパーパスの設計。心躍るビジョン設計。スピード調整可能な実行力と実現力。常に社会を念頭においた事業クリエイティブ…納得して歩みを進めていきます。
本当にありがとうございました。
そして、これからも宜しくお願いします。
良い年をお迎えください。
さぁ、行こうか。2022!
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