政治の「男性優位」は「女性がお家にいたいから」ではない
「そもそも政治家になりたがる女性が少ないのだから、性別で議席を増やすというのはおかしい」
という言説を、
「お家でゆっくりしたい女性は多い」
みたいな“調査結果”付きでペラペラしゃべってる人がいたが、
この記事はその理論を覆してくれる。
実際、政治家ってめんど臭そうだし、
一切なりたいなんて思わない女の私はモヤモヤしてしまうばかりだったが、
「政治が男の既得権益になってる」
という前提で語られる文章にすごく納得できた。
めんど臭くなくちゃんとさせてもらえるのなら、
政治家に立候補できる女性はきっとたくさんいるだろう。
性別の隔たりを抜きにしても、
実際めんど臭い職業であるぶん、しっかり大金もらえるんだしさ。
あと某インフルエンサーが
「女性議員を無条件で増やしたら、ヤバい女性政治家が増えるだけ」
とか言っていたが、
今が「ヤバい男性政治家」が蔓延してる状態なんだよ!
それを無視して女性だけが「ヤバい」みたいに語るな。
ちなみに今後、本当に女性議員を「パリテ」メソッドで増やすことに成功したら、
たぶん「ヤバい女性政治家」も多く目にすることになるだろう。
人口が増えたら「ヤバい」人もそりゃ増える。
女性だけが清廉潔白であることを求められるいわれはない。
私たちの世代の女性たちは、
男性から頭を抑えられ、態度で脅され、すっかり口がきけなくなってしまった。
しかしそんな風潮も近年は薄れつつあるようで、
“恐怖”を植え付けられておらず自由に行動できる女性たち(およびその他)が増えつつある様子を記事で垣間見れて、本当によかった。