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藤子・F・不二雄ミュージアムの原画展で、一番気になった作品

先日、藤子・F・不二雄ミュージアムに足を運びました。
一部のスペースで「10周年記念原画展」が開かれていて、
たくさん原画が展示されていました。

しかもそのスペースは
撮影可能OK、SNS投稿OKと太っ腹。
気になった原画は次々とパシャリました📸

今回は、その一つを皆さんにお裾分けしたいと思います!

タイトルは「懐古の客」

なかなか、面白くないですか?
例えば、食事シーンから未来の農業の姿が垣間見えます。

「本物の肉」や「土壌栽培物」を贅沢と言っている様子から、
未来では合成肉や水耕栽培がメインになっている。

この作品が描かれたのは1982年ですが、
2022年の現在では確かに大豆ミートや合成肉の技術が発展しています。
水耕栽培も増えてきた。

なんだか現実味を帯びてきてますね・・・

また未来からの旅人が、「人間」と何度も口にしているのも印象深いです。

人間の店員が「毎度ありがとう」と言ってくれた。
オートマチック革命以前の人間のふれ合い。
人間が真に人間らしく。
発酵したメタンとアンモニアの香り!!人間の生きる証しがここにある!!

そして、最後のページで彼は言います。

人間が真に人間らしく自然と調和して生きる姿がここにあった!!

その後に体調を崩して
救急車を呼ぶ姿が見られますが、
展示ではここまで。


読んでいて驚いたのは、
作者の書いたこと、つまり想像した世界と
現実が重なっていることです。


そして「人間らしさ」って何だろう?と
頭を抱えてしまいました。
(壮大な話過ぎて頭の中でまとまらない・・・)
これに関しては、じっくり考えていきたいと思います。


ちなみに、お気に入りのシーンは💩のことを
「人間の生きる証し」と言い換えたところです。

この表現、頂きました。
今度、トイレ帰りに使ってみようと思います。


それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました✨





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