早繰り銀でひよこをボコボコにする【八枚落ち編0】
初めまして。といとと申します。
これまで将棋本のレビューをしたり、詰将棋の解き方を解説したりしました。
またさいきん、amazonで「将棋上達法の交通整理」という電子出版しまして、せっかくなら多少は売れてほしいなーと思っているしだいです。販促の意味もあって、のんびりがっつり、将棋の上達法について書いていきたいと思っています。よろしくお願いします。
この講座は、将棋アプリ「ぴよ将棋」の八枚落ちを相手にしながら、どんなことができると勝てるのかなであったり、逆にどんなことができないと負けてしまうのかなということを考えていきます。
なんで八枚落ちかというと、相手の攻めについてほとんど考えずにすむからです。自分で攻める、自分で寄せる流れを学び、それに必要なテクニックを鍛えられると思います。
逆に、相手の駒を取って戦力を確保したりはできません。相手の攻めを受けるのも、あまり必要ありません(最低限は必要です)。
シリーズのテーマは、早繰り銀の基本紹介と、自分の将棋をカイゼンする仕方についてです。
私の押し戦法が早繰り銀なわけですが、どうにもいい入門書がない状態です。だったら自分でまとめればいいじゃん! ということで書いていきます。
そして、早繰り銀だけうまくなっても効果を実感できないので(序盤だけ学んでも強くなりません)、中終盤についてもかるく考えてみようというわけです。
ひよ将棋の設定はレベル30、時間は2分です。
よろしくおつきあいください。