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3手詰めの解き方 2019-5-2

こんにちは、toitoです。11問目です。必要な要素がだいたいわかってきたので、今回から、少し構成を変えてみます。

11問目

適用する原則

原則 玉の逃げ道をふさいでいるかを見る
原則 役立っていない駒を使う

何に注目するか

攻め手は持ち駒がないため、盤上の駒を動かすしかありません。どの駒を動かすかを予想するため、「玉の逃げ道をふさいでいるかを見る」原則を、比較を用いて適用します。新しい考え方です。
3六馬と1五銀を比較します。1五銀と3六馬はどちらも1四をふさいでいます。2四をふさいでいるぶん、1五銀のほうが働いています。3六馬の働きが弱いです。
同様に、3四銀と3三とを比較すると、3四銀の働きが弱いことがわかります。

3六馬と3四銀はかぶりのある駒で、働きが弱いです。この2枚を動かすと予想できます。

手順の構成

焦点の手筋を知っていれば、▲2三銀成から読むでしょう。そうでなくても、3六馬と3四銀いずれかを使った王手はそれぞれ2通りと1通りなので、これを順に4通り組み合わせればOKです。

▲2三銀成△同香▲1四馬、または▲2三銀成△同角▲3五馬がそれぞれ詰みです。

2手目の検証

2手目の変化はすでに列挙されています。

補足など

なし。


・問題は「詰棋ドリンク」(週刊将棋編)から使わせていただきました。


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