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早繰り銀でひよこをボコボコにする【八枚落ち編1】

まず早繰り銀の基本を確認しながら、ぴよ将棋相手に序中盤を戦っていきましょう。ぜひとも一緒にやってみてください。
事前に設定など説明しましたが、レベルは合わせる必要ありません。八枚落ちの設定だけ整えてください。

まず↓図の下手の形を目指します。ひよこのほうの形は無視してOKです。

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できたなら、次に↓図。これも下手だけでいいので、真似してみてください。この銀の出し方を早繰り銀といいます。

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たまに作るのが難しいこともありますが、3回に2回以上できます。できなかったときについては、また別の機会に考えていきましょう。

ここからは相手が2筋を強く守っているかで、指し方を変えていきます。本局の場合は、あまり強く守っていないので(3二金1枚ならゴー、もう1枚守りがいたら考える)。2、3筋を突破して、飛・角を成り込む目標を立てて実行可能です。

▲2四歩といって突破できそうです。

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△2四同歩に▲同銀△3四歩で以下の図になりました。ここで先手は何を指しますか?

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馬を作ったほうがいいのではと気づいた人は鋭いですね。それも正解です。
本譜は▲3三銀成としました。1三、2三にも成り込めましたが、できるだけ、相手の玉に近づけるのがセオリーです。相手玉は8筋にいるので、近いのは3筋に成り込みます。

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これはこれで2、3筋は突破できて満足。あとは飛車を竜に、角を馬に昇格させれば、作戦は成功です。▲3三銀成△3一金に▲2三飛成。

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△3五歩▲4三成銀△3六歩に▲3三角成。

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これで、序盤、中盤をみごとに乗り切りました。

早繰り銀は3五に銀を持っていって、2筋の突破が基本の狙い。飛・角を成り込めれば大成功です。八枚落ちならここまで実現できるようになるといいでしょう。

次に続きます。

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