理学療法士による「お金のリハビリ」💴 ・割引効用
割引効用を最初に提唱したのはサミュエルソンという学者です。
割引効用モデルの基本となる考え方は、いま消費することは後で消費することよりも高く評価されるというものです✋
豪華なディナーを今週食べるか今から1年後に食べるか選ぶように言われたら、ほとんどの人が後で食べるより早く食べる方を選ぶと言われています。
サミュエルソンによる定式比を使うと、私たちの将来の消費を一定の率で「割引く」とされます✋
いまから一年後に食べるディナーの価値は、今すぐ食べるディナーの価値の90%しかないと考えられているのであれば、将来のディナーから得られる効用を年率約10%で割り引いていると言う計算になります。