理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・認知的不協和
認知的不協和は、1950年代に米国の心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱されました。
この心理を表す有名な例としてイソップ物語の「キツネと酸っぱい葡萄」があります。
キツネは高い木の枝になったブドウを食べたくなりました。
しかし、飛び上がって取ろうとしても葡萄には届きません。
そこでキツネは「あの葡萄は酸っぱくて食べられないに違いない」と言って去っていきます。
葡萄が食べたいけれど食べられないキツネは認知的不協和の状態にあり、自分の行動が正しいと思い込もうとしているんです。