理学療法士による「お金のリハビリ」💰 ・日本的雇用慣行
日本の会社は新卒で社員を雇い、異動や転勤で様々な仕事を体験させます。
「ゼネラリストを養成する」などと言いますが、実際はその会社でしか通用しない「企業特殊技能」を学ばせるためです。
日本の会社では、部品の細かな仕様から稟議書の書式まであらゆる事が「暗黙知」で決まっています。
サラリーマンは、その会社でしか通用しない知識や技能を苦労して習得したのですから景気が悪いからと言って簡単にクビになったり給料をカットされてはたまりません。
会社としても悪い評判が立つと優秀な人材が集まらないので年齢に応じた昇給と終身雇用を約束して社員を安心させようとします。
これが日本的雇用慣行です。