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就活~辞職【精神障害者として生きる】

 これは、当時書いた殴り書きの記録だ。読みにくい部分を少し修正した。
 大学での就活で精神科を初受診。就職、辞職をざっくり10か月で終わらせた疾走感あふれる記録になっている。

当時の記録

 現在とは違う精神科に就活段階から通っていた。
 通い始めた切欠は、物心ついた時から不眠症で眠剤が欲しかったから。就活で様々なイベントを控えて眠れなくなることを見越して、眠剤ほしいなぁ、ついでにキッチリ診てもらいたいなぁ、という感覚だった。
 残念ながら、その医者は抗うつ剤を大量に処方することだった。何か不調があればどんどん薬を増やす医者。他の精神科を知らないので真面目にそれを飲む私。
 おかげで、普段以上にテンションの高い状態で人前に立ち、その状態を見た人事に採用をもらってしまった。薬の影響で家では屍になっているのに。
 この話聞いて欲しいだけです、ちょっとしんどいなぁ、レベルでも薬出せばいいね?と増やされていく。知識がないから下手に自分で減らせないので飲むしかない。
 自立したい気持ちが強く、親には相談できなかった。今思い返せば、他にも相談できる人がいればこの病院おかしいと言ってもらえたと思う。
 現在通っている医者に適切な減薬をしてもらって、最低限に抑えられている。それどころか「眠剤減らさない?」ともっと減らそうとされている。それはそれで困るんだけども。

新卒で入った会社。

 同期(6人)からの価値観の違いからの嫌がらせ(私の主観)を受ける。
・4月の研修期間、常に全員で仲良しこよしが耐えられず、一人になる時間が欲しくて昼食に出ていた。キレそうになるのを抑えようと必死。もうこいつらと話したくない。と、相手に言いたくないので、一人の時間を作っていたのだが。
・会社内の自己紹介への文句を言われる。
「新人なんだからこうすべき、自分の主張は隠せ」
余計なお世話だ。
・「一人だけ営業ではなく事務になった(人事の決定)。前はこっちの部署で頑張るって言ってたのに、裏切者」
無茶を言うな。
・無理矢理アルコールを飲ませられそうになる。
・相手が素面状態で、「薬の都合でアルコールは飲めない」と伝えるても、酒が飲めないことが理解しない。先輩社員がいるのに、酒を飲めと強要する。誰も止めない。酒が飲めないなら何故入社した?と同期に責められる。

 ざっくりまとめると、自分と違う価値観があること、そういう人も居ることが理解できない奴らに、存在否定された。
 違うと分かれば住み分けをすればいいのにね。こっちはしてたんだけどね。それが理解できないんだってさ。

夏頃~
・暑さで食事が取れない
・朝礼で立っていると貧血
・寝付けないし、薬の副作用もあって日中眠い
・仕事でミスが多い(仕事内容が向いていたのかは分からない)
・漠然と死にたいなぁ~と思い始める

10月頃 長期休暇(一か月)

11月頃 復帰。
    いつも相談していた人事の女性が同期の内1人と面談。
    人事が調べてくれた病院にチェンジ。精神安定剤の減薬開始。  
・体に力が入らない→起き上がれない
・食事がとれない。熱さがなくなっても食べれない。主食はプリンかゼリーに。
・職場に行っても吐き気で救急車を呼ばれる。
・職場に行けず、電話もできない。
・情緒不安定ピーク。部屋に居ると虚空を見つめている。電話にも気づけない。
・死にたいという思考が強くなる。理由なく涙が出ることも。

1月
  病院を変更(現在も通院中)。
  もう一度長期休暇取らないとやってらない状態と診断される。
  しかし、会社の規定で就職1年目で2回以上長期休暇取れば退職させられるので、1年経たずに自ら退職する形に。
  実家(祖母宅)で数か月生活する。大学から住んでいたマンションはそのまま。
  病院まで1時間。毎回父に送り迎えしてもらうのが申し訳ねぇ。

一人暮らしに戻る

 一人暮らしのほうが楽だな!と思えるぐらいには元気になり、マンションに戻る。
 書類上、実家の会社で働いていることにして給料として仕送りをしてもらう。これが後にややこしくなる。会社に所属してるみたいな状態なので。

 人がいる中に行くのが怖いのでできるだけ人を避けていたが、大学の後輩が心配になり所属していたプロジェクトを見に行く。
 このままじゃ真面目な子が馬鹿を見ると判断。様子を見て助言する立場で1年ほどうろつく。先生とバトルをしつつ後輩の話を聞いたり、発言できない状態の子に話しかけたり。

 実質無職の引きこもり、これ以外で外出するの病院、スーパー、映画館程度。
 2020年のコロナで、外に出なくても観劇ができるシステムが出来上がっていくことに感動(田舎県では生で見る機会はほぼないし、交通費が馬鹿にならない)しつつも、それだけではいけない、という事案が発生。

妹の就活

 県外から戻って就活をしたいという妹と1ルームで共存生活が始まった。
妹は家事も何もせず、生活ペース乱すだけ。
 なんならレンジが壊された(買替時ではあったけど)。そして放置しようとした。せめて報告しろ。
 私の情緒不安定になり、いよいよマズいと思い、病院に駆け込む。医者には妹を追い出すように言われた。
 父と相談して、妹は短期契約の部屋へ。

 そうこうして、妹が内定決定。
 自分も働くべきかと焦る。
 現状打破したいがどうすればいいか分からない中、医者に『就労移行支援センター』を勧められる。

ようやく、それっぽいワードが出てきました。
次回は就労移行支援センターでのことを、利用者目線でお話します。