とおしき

精神障害があると診断されて、利用した施設での経験をお話します。 他にも経験したことや思い出したことを面白おかしく書いていこうと思っています。 参考になると嬉しいです。

とおしき

精神障害があると診断されて、利用した施設での経験をお話します。 他にも経験したことや思い出したことを面白おかしく書いていこうと思っています。 参考になると嬉しいです。

最近の記事

障害ってなに?

 精神障害、障碍、疾患、症。様々な呼び方が増えて、古い呼び方は悪しきものとなっていく。同時進行で海外では症状の呼び方が変わったり減ったり増えたりしている。  私が精神障害者であり、手帳を取得するにあたって、全く不快さはなかった。恐らく、母が精神障害で病棟に隔離されているのを見たり、手帳を取得したりしていたこと。それによって父が拒否感を示さなかったことも大きいかも知れない。母が取得した当時、父が「手帳あるとメリットが……!」と駐車場の優先場所を確保できることを知っていたからだ

    • 病を受け入れる【精神障害者として生きる】

       大学からの友人で、新卒で入った会社でパワハラを受けつつコロナまっただ中で結婚式をして退職し、引っ越していった人のお話です(前回訃報が来た友人とは別の人です)。  私が、精神障害があり手帳の取得をしていることをオープンにしているので、色々相談というか、愚痴を聞かされた話です。  私にとって、傷害とは自分が抱えてしまったもので、ハンデで、自分が乗り越えなければならないもの。赤の他人が「こいつが障害になって邪魔」という意味とか、「漢字の表記やめようぜ」とか、そういうものを無意味

      • A型事業所【精神障害者として生きる】

         前回のラストに登場、なかぽつ。担当者が雑に思い出して紹介してくれた。  在宅で事務作業ができるということで利用開始。中々見つからない好条件なのでありがたい。  就労移行支援でお世話になった相談員さんを希望し、諸々の手続きをお願いした。  また、精神特化の訪問看護を利用開始。週1で看護師さんが来て話を聞いてくれる。  この時も保証人として父親が召喚された。世間的に信用がなさ過ぎて泣けてくる。 4月 利用開始  契約時に責任者(推定50代男性)で担当者に「分からないことがあ

        • 就労移行支援センター 番外編【精神障害者として生きる】

           職員と利用者がコロナ陽性と判明した際の迅速な動きに感動し、記録したものです。  保健所との連携がすごかった。まあ、それだけの話。 当時の記録 《普段のセンター利用者の対策》 ・入室したら即手洗い消毒、検温。 ・アクリルパネル ・マスク(布の場合もあり)必須だが、昼食や鼻を出して話す人もいた。 ・使ったものや机は消毒 ・窓や自動ドアの定期的な換気 《今回のセンター・保健所の対応》 金曜日 午前 センターへ 〇センターで職員の陽性を確認。終礼時に通達があったらしいが、帰

          就労移行支援センターでの就活【精神障害者として生きる】

           就活段階に入ってからの記録だ。  ハローワークには職員さんも同行してくれた。ハロワでは障害者担当の方が対応してくれる。  オープンで就活をする場合、面接に職員さんが同行してくれることもある。 当時の記録  ハロワ、二回目(職員同行)。最新で求人が11件しかない中から、気になる4件を持って行き、話を聞くと……。 ①身体障害者のみの求人  ②役所なので人気すぎるので時間の交渉で不利な可能性  ③A型  ④実績があるが遠い  ①に泣きそうになった。明記できないのは当然。差別だ

          就労移行支援センターでの就活【精神障害者として生きる】

          就労移行支援センター【精神障害者として生きる】

           こちらも当時の走り書きを元に振り返っていく。  就労移行支援事業所は、一般的な会社への就職を目指すことが多いらしい。就労継続支援事業所(A型/B型)の後に使うことが多いらしいが、私は逆になった。  このサービスは2年しか受けられない。2年で就労先が見つかれば苦労はしない。  この施設は身体や精神など様々なハンデを抱えた人が利用する。お互いに何かを抱えているので、どうしたらいいか分からないなりに優しく接してくれる方が多い。一方、分からなくて心を開くのに時間がかかる方もいる

          就労移行支援センター【精神障害者として生きる】

          就活~辞職【精神障害者として生きる】

           これは、当時書いた殴り書きの記録だ。読みにくい部分を少し修正した。  大学での就活で精神科を初受診。就職、辞職をざっくり10か月で終わらせた疾走感あふれる記録になっている。 当時の記録  現在とは違う精神科に就活段階から通っていた。  通い始めた切欠は、物心ついた時から不眠症で眠剤が欲しかったから。就活で様々なイベントを控えて眠れなくなることを見越して、眠剤ほしいなぁ、ついでにキッチリ診てもらいたいなぁ、という感覚だった。  残念ながら、その医者は抗うつ剤を大量に処方す

          就活~辞職【精神障害者として生きる】

          背景【精神障害者として生きる】

           初めて書くため、勝手が分からないが、簡潔に自己紹介を。  私は、精神疾患を抱えている。手帳も持っている。これらを、恥ずべきことではなく、正しく理解されて補助を受けるためのものだと思っている。  また、少々変わった母がいたので、自身の病を受け入れる抵抗はなかった。  むしろ、オープンにすることで、誰かの参考になればいいと思っている。  これまでに、就労支援センターや障害者就業・生活支援センター(通称なかぽつ)、就労継続支援A型事業所(通称A型)を利用してきた。  利用するま

          背景【精神障害者として生きる】