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自分に優しくするという事。

「自分に優しくする」っていったいどういうことなんだろう…。
好きな時に、好きなことをする?
食べたいもの、我慢しないで食べる?
ちょっと高いな…って思っても本当に欲しかったら手に入れてあげる。
何もしない時間を作る。
嫌だなーと思うことをなるべく避ける。
誰かのため…でなく自分がやりたいことだけをする。

自分の要望を叶えるために、他の人を犠牲にしてはいけない…と思うから、自分をさておき頑張ってしまう癖が、今まであった。
さんざん「自分に優しく」したつもりでも、やっぱり基本的には自分以外の誰かのために…を優先することが多くて、子育てしているとたいていそれは子供の事なんだけれど。子供の「一緒に遊ぼう」に応えたい気持ちと『でも今はこれやりたい…』とか『今日は疲れたな―…無理。』みたいな気持ちのシーソーゲーム。
いつも、自分を優先してしまう罪悪感があったり、逆に子どもの要望にいつも答えてしまい疲弊し憔悴してしまったり…
子育てというのはいつもこのせめぎあいで
【子育てとは、自分を育てることで、子どもには育ててもらっている】というのを常日頃感じてしまう。子供は、ふとしたときに「ドキっ」っとさせられる事を言ってくる。

つまるところ、自分に優しくするという事は、目の前の誰かを大切にすることだから、相手に優しくできるというのは間違いじゃない。
でも、いつも自分を置いてけぼりにして「誰かのため」「助けたい」「応えたい」ばかりやっていると、枯渇してくる。
まず、自分を満たしてから出ないと、他者に本当の意味で与えることはできないのだ。

よく言う「自分のコップをまず満タンに」というのはそういうことで、自分の中の「氣」が満ちてくると、自然と他者にも優しくできる。

もしあなたが今、目の前の誰かに対して「待って」「今日は無理」「疲れている」「動けない」という気持ちが強いなら、それは【まずは、自分に優しくせよ】のサイン。

どうしたら、自分の「氣」が満ちてくるのか、それは自分自身にしかわからないから。自分に優しくしてみてね。

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