栄養分はハート(こころ)です(C-016 2018.08.21)
かつて感情や気持ちを、自分自身で感じることが苦手だった私。正しいことを正しく話せば伝わると思っていた私。そんな私が気持ちを感じ、感情を表現することを覚え、それが伝わり広がっていくのを活動を通して、肌で感じている様子が書かれています。
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この記事は、メールマガジン【前進の軌跡】(2018年8月21日配信)の転載です。
年内の目標達成が見えてきた
携帯トイレトレーニングの体験者数1万人。途方もない、と思っていたこの目標も気づけば残り3,600人余り。予定しているものだけを足し合わせても
年内のゴール達成が見込めるところまできました。特に7月に入ってからのペースの上がり方がすごい。報告を頂く度に、驚きと嬉しさを感じています。
水を使わないトイレの使い方体験をすべての人に。この望みが自分の中で明確になったとき「誰と一緒にやる?」と初めて「チーム」を意識しました。一人では到底間に合わないことが明白だったから。人と深く関わることが苦手で避けてきた私にとって、チームを作る決心には覚悟と勇気が必要でした。
あれから間もなく二年。ぎこちない歩みは少しばかり自然になってきました。見渡せば、たくさんの仲間がいます。
今日のコンテンツは、目標に向かって共に前進してきた仲間の話です。
チームは大きな生命体
「あなたは何者ですか?」
初めての携帯トイレトレーニングに無我夢中だった私に声をかけてくれた「仲間」の第一声でした。この仲間は、さら新しい二人の仲間を連れてきてくれました。そして、初めてのトレーナー講座が実現しました。
嬉しかった。
一宮のボランティアチーム、岐阜の官学連携組織と、一人目の仲間は次々に縁をつないでくれました。「"いい話"で終わらせず、実際に人を動かしたい。それにはハート(心)が必要」という仲間の言葉を携え、岐阜で胸一杯の想いを放ちました。
聞いた人が、動きました。「一緒にやりたい」と言いました。驚きと拍子抜け。正しく話すことだけを強く意識していた私にとって、大きな衝撃でした。
トレーナー講座を受講した仲間が、斬新なアイディアを提案し、実行してくれました。
● 小人数のトレーニングを定期的に地道にやる仲間
● 何百人を相手にしたイベントを実現する仲間
● 大チャンスを引き寄せ、確実につながってくれる仲間
活動は加速し、私の気持ちに新たな変化が起きました。
チームをつくることに不慣れな私は当初「トレーナー講座の受講」を重要視していました。大切なのはスキルよりもハート(心)だと気づき、「受講ありき」という限界付けを取り除きました。そこから、さらなるつながりが拡がります。
● トレーニングの場で声をかけてくれる人
● 「新聞記事を見た」と問い合わせをくれる人
● 「こんなのあるけどやる?」と縁をつないでくれる人
● メルマガを読んで連絡をくれる古くからの友人。
気づけば「やりたい」と言い、実行する仲間であふれ、そして毎日のように増えていきます。
まるで大きな一つの生命体。チームが生きていました。
「ああしよう」「こうしたい」というコントロールはその生き物のエネルギーを奪うだけ。仲間の偉大さを見て、信頼し可能性を受け入れるほどに、成長の速度はグングン上がります。
あ、俺何もしてないや(笑)
行きたいところを極限まで具体的にして、それを言い続けてきただけだわ。
表面的で冷たかった私に、ハート(心)の温かさを教えてくれたたくさんの仲間。心から、ありがとう。
さぁ、前進だ!
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◇今回の気づき
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チームは大きな生命体
栄養分はハート(心)です
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この記事は、メールマガジン【前進の軌跡】(vol.016 2018年8月21日配信)のコンテンツ部の転載です。(タイトルの"C"は、"Content"の頭文字)
あきらかな誤字・脱字を除き、当時の文章をそのまま「軌跡」として残します。
この日の「編集後記」はこちら。
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