【IPランドスケープ】やはり武器は知財情報だと思った件
IPランドスケープのアウトプットを棚卸ししていて、気付きがありました。
アウトプットには、以下の種類がありました。
①仮説をコネ回すことに終始しているもの
②一般情報の話しかしていないもの
③一般情報と知財情報を行き来しているもの
④知財情報の話しかしていないもの
※議論に使ったものが前提。
比率は、①:②:③:④ = 3:3:3:1 くらいだったと思います。私は知財情報にあまり拘らないタイプなのですが、①が思ったより多かったのが驚きでした。
気付きとしては、①と②は、後で見てみて面白くなかったのです。中身が薄味で、誰でも考えられそうという感覚です。話を聞く側からすると、知財アナリストでなくてもいいんじゃないか、と思われるかも。
①のように仮説にこだわることは悪くないですが、それだけだとつまらないですね。確かにそうかも、という裏付けが僅かでもあると、説得力が出そうです。
④については、いきなり何の話?となりそうです。もちろん、知財面が知りたいという明確なリクエストがあった場合は、その限りではないです。
やはりアウトプットに価値を感じるのは③。相手が扱いにくい情報が知財情報。うまく裏付け合うことで知らなかったことがわかるし、シナジーも出る感じです。
まとめると、
・非知財情報だけだと、薄くなる。
・知財情報だけだと、遠くなる。
という感じでしょうか。
知財情報アナリストの武器は知財情報をうまーく使うところにあるのだと、改めて思うのです。
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