【IPランドスケープ】大事なのは、話す相手のタイプを意識すること
前回、行き詰まったら人と話す、と述べました。その続きです。
ここで大事なのは、話す相手を選ぶことだと思います。どういうことか、以下で触れてみます。
■目的によって、話す相手を選ぶ
話す相手を選ぶ理由は、得意なタイプがあるからです。
①取組み自体に意味があるのかを見てくれる人
②問題設定が正しいかを話してくれる人
③解決策のアイデアを出してくれる人
④ロジックや矛盾を見つけて指摘してくれる人
①〜④は、活動の上流から下流に相当します。目的によっても、フェーズによっても、話すべき相手が変わります。
これを間違えると、何か違うなとなったり、意見に振り回されることになります(経験多々あり)。
例えば、③を期待して、④の人と話をすると、ダメ出しをされたと感じて終わったりします。また、①や②の人と話すと、ひっくり返されたとなるリスクがあります。
もちろん、それを承知で、意見を取捨選択できるなら構いません。ですが、少なくとも目的とタイプは意識して動くのが良いと思います。
■余談
この考えは、有名な講演者、サイモン・シネック氏の、start from why(whyから始めよ)に通じるところがあると思います。①がwhy、②がwhat、③④がhowですね。