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気付けば 五十路前1 (はじめに)

 令和2年7月3日。Twitterのトレンドを観ていたら『斎藤慎二』(ジャングルポケット)とあり、何気なく観てみると過去に『いじめ』にあった御本人のかなりショッキングな体験談が読売新聞のオンライン記事に書かれていた。

※記事を読んでの感想は人それぞれだと思うので、興味がある方は是非読んでみていただきたいです。

 私も過去に いじめられていた側の人間だったので、記事を読んでいて当時の記憶が蘇りもしたし、今の幸せに気づく事も出来たと思う。

私自身、何故だかわからないが、最近、昔の事をよく思い出す。

 私自身は現在独身で、1度も結婚すらしたこともなく、かといってバリバリのキャリアウーマンでもない、毎日、わずかな日銭を稼いで生きている底辺な人間だが、昔に比べたらずっと・・・ずーっと幸せだと思っている。

しかし、五十路を前にして、このままで良いのかな・・・と今更ながら(本当に今更だ)思う時がある。

私は、昔から他人を分析するのが好きだ。

人間の裏側を知りたいとも思い、それを自分の中の、今まで知り合った人間に当てはめて【この人は過去に出会ったあの人と同じタイプだな】と勝手に自分の中でカテゴライズしていく。

 いつしかそれが癖のようになっていた。

何故そうする癖が付いたかというと、人間の裏を知る前に、先に知っておく事で安心しておきたいのだ。

人に裏切られるのが怖いので、裏切られても良いように心算をしておく。

こういうタイプはこうだから、こうしておこう・・・

私の危険を回避する方法

これが、私が過去に虐められて、親や先生にも見放されていた時に身に付けた

【自分自身の身の守り方】だった。

 そんな私だが、今現在、好きな事も見つけられないまま、夢中になる事も無いまま、ただただ歳を重ね、気付けば五十路前・・・おぅ、なんてこったい。

ここで一旦、自分の人生を見直してみよう(遅いけど)五十路になるまでに自分を見つめ直して、自分とは、一体どんな人間なのかを自分自身で分析し、自分を良い方向に導く事が出来るなら、導いてやろうじゃ無いか、結局、お前は一体何がしたいんだ?!

何人も過去に他人を(勝手に)分析して数々の苦境を乗り越えてきたこのアテクシが、自分自身を分析し、カテゴライズしてやろうじゃないか。

自分の今までの人生を客観視して観てみたら、何か答えが出るかもしれない。

そうだ、人生の断捨離をしてみよう。

そんな風に思っていた矢先に、今回のジャングルポケットの斎藤慎二さんの記事が目に入って来た。

これも何かのご縁なのかな? 私も今までの自分の人生を振り返ってみよう。

数年間に及んだいじめの話・先輩の集団攻撃話・虐待・ネグレクト・精神病院に入院した話・殺人事件・・・・・

遅筆ですが、しっかりと書いていきたいと思いますので宜しければご覧ください。

 約50年分か・・・・そんなに経ったのか・・・



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といちゃん
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