コミュニティ運営ブームのお祭りが終わっても、生き残ったごく少数の化け物オンラインサロン。
「コミュニティを運営しませんか?」という売り込みが、いっとき流行りました。自社のお客さん同士で仲良くなってもらって、あわよくば追加購買してもらって、お互いにとってメリットしかない場を作ろう! みたいな話です。
それにつられて、多くの企業がコミュニティを作り、過疎化させました。個人単位ではオンラインサロンが多数立ち上がっては過疎化して、たまに嘲笑の的になっていますけれども、実際には企業単位で同じことが起きていたわけです。
その理由は「人はコミュニティ内で発信することをダルい/恥ずかしいと思うので、この障壁を超えるほどのメリットがないとコミュニティで発信しない」という点を無視したことにあります。
コミュニティに参加する方は多いけれど、発信する方はごく少数
過去も含めれば、私は10個くらいのオンラインコミュニティ・サロンに参加したことがあります。そして、どのコミュニティでも積極的に発信している方は、どの場所でも100人に1人くらい。ほとんどの人は閲覧するだけで、発信する人の情報さえ得られればいいと思っているわけです。
コミュニティには大なり小なりの参加費がかかるわけで、「なぜわざわざ参加費を払ったうえで、さらに発信して悪目立ちするリスクまで取らなくちゃいけないの?」という方が、大半になるわけです。
逆に、この障壁を超えたコミュニティは、爆発的に会員数が伸びます。
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