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【事例つき】案件がほしいなら、ポートフォリオをまとめよう

「案件で食べていく」
いい響きですね。YouTuberやTikTokerが法人からPRの依頼を受け、製品やサービスを自分のメディアで紹介し、収益を得る。これはnoteでも可能です。

たとえば、あなたがnoteで会社の四季報・IR情報を分析し、ファンを抱えているとしましょう。そこで「貴社を取材して読者へ紹介します」というサービスを始めれば、PR費用をいただきながらnoteの収益を得ることもできます。ただし、そのためにはポートフォリオが必要です。

ポートフォリオとは、自分の実績をまとめた資料のこと。YouTuberなら自分が観てほしい動画をダイジェストにできるため、ポートフォリオを作らなくてもなんとかなります。

しかし、ライター、デザイナー、noterなどはポートフォリオを自ら作らないと、「あなたに何ができるか」を知る情報がなく、したがって仕事の依頼もらえません。というか、仕事を募集しているとすら思ってもらえません。

ですから、案件が欲しい方はポートフォリオを作るべきなのです。

たとえば、私のライターとしてのポートフォリオはここから見られます。

このURLをXのプロフィールにも貼っているので、ご依頼を検討されている方はすぐに私の実績を確認できるわけです。

ポートフォリオと呼べる実績がない方は、サンプルを作りましょう。Webデザイナーならバナー広告やウェブサイトを、ライターなら架空の媒体に掲載される記事のサンプルを。

「本物の記事でなくていいの?」
とよく聞かれますが、サンプル記事の方が編集の手が入らない、実力がそのままわかる生原稿を見られるため、むしろ依頼側としてはありがたいのです。

さらに、実際のご依頼では残念ながら、ポートフォリオへの掲載を許可されないことが多くあります。そのため、サンプル制作は避けては通れない道となります。

ポートフォリオはひとまず「自分の実績をnoteの記事1本にまとめたもの」で考えれば問題ありません。私のようにフリーランスで食べていきたい人は、印刷用のPDF資料も作れたほうが望ましいです。なぜなら、大手企業では社内の稟議を通すとき、印刷できる資料が必須となるためです。

ポートフォリオを作るだけで「文章力と年収が上がる3つの訓練」ができる

そして、「ポートフォリオを作る」という作業は、noteで食べていきたい、あるいはライターとしてやっていきたい方にとってステップアップにつながる3つの訓練を積むことができます。

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