「ヴェストワン」と「ここでラスだけは…」と「練習方法」の話
今日はヴェストワンカップ北海道予選でした。
本来は運営の予定でしたが、急遽当日に1人枠が空いたため、選手として緊急参戦。
実は、数年前にもヴェストワンカップと日本オープンの北海道予選で当日のキャンセルがあって参加したことがあり、どちらも予選通過!!
またあのジンクスが蘇るか!?と胸を躍らせていました。
途中までは首位だったのですが…
最終戦でラスさえ引かなければ通過のところをラス。
この、「ここでラスだけはひいちゃいけない場面でラス」は、麻雀のあるあるの一つな気がします。
今までも何度も経験したし、自分以外の人でもよく見かけます。
メンタルが打牌に影響してしまうのでしょうかね?
平常心で打てていないのかもしれません。
土田先生から「ポイントを意識してはいけない」
とよくアドバイスをいただいたことを思い出しました。
リーグ戦の時などは「スコアを見るな」とも言われました。
きっとこういうことなのかなぁと思います。
数字に意識が向いていると、目の前の麻雀に実は向き合えていないのでしょうね。
もちろん、数字は麻雀では大事な要素ではあるのですが、
卓上で起こる麻雀とは別次元のものですものね。
上級者になれば全てを総合して打牌選択できるのでしょうが、
当時の私は今以上に未熟すぎて、ポイントを意識してどうのこうのとできるほど器用ではなく、
むしろ意識することでいい影響の方が少ないと思われたのだと思います。
土田先生からいただいた言葉は、何年後かに、そういうことか…!
と自分に落ちてくることが多いです。
ありがたい環境でしたし、今でも大きな財産です。
今日の試合は負けはしたのですが、Twitterでも呟いたように、ここ数か月練習してきたことを、1回戦から最後まで実践することができました。成功したかどうかは置いておいて。「本番」で実践できるかどうかが大事だと思っていて、そのための日々の練習。
私の練習方法はだいたい
とにかく試す→いっぱい失敗する
の繰り返し。
試している時って何が失敗で何が成功だったかは、麻雀だとわからないことが多いです。
なので、とにかく繰り返し練習して、確実にこれは失敗だ。やめた方がいい!というのを体にしみ込ませていくタイプです。
また、全て自分で良し悪しを判断するのはとても危険だと思っています。
なので、自分より上級者さんに聞いてみるのが良いですね。
ミスは自分が思ってもみないところに、たくさん転がっていたりします。
ただ、その時に1点注意しなければいけないのは、上級者さんに聞いてもそれが絶対に正解とは限りません。
初心者さんから見れば初級者さんは上級者さんですし、初級者さんから見れば中級者さんが上級者さんに見えたりします。なので、私自身のことも含めてですが、未熟な解答をしてしまう時があります。
教わりたいと思うことについては、自分だけではなく周囲からも信頼の厚い方に聞くことをお勧めします。そして、自分に取り入れる、取り入れないは少し自由な心を持っていた方が良いと思います。
そんなわけで…
色々話は飛びましたが、ヴェストワンカップ予選を通過された4名の皆さん、本戦も頑張って来てくださいね!