北海道グランドツーリング -5
還暦に手が届く歳になって筋トレにハマった、アラ還トレーニーの自分は、6/5にノシャップ岬と宗谷岬を訪れ、稚内のホテル泊まったと昨日のnoteに書いた。翌6/6は、オホーツク海沿いを疾走したので、今日のnoteにはこのコトを書いてみたい。
ホテルからの道は、宗谷岬に向かう道と同じ国道238号だ。途中、ショートカットで道道(県道の北海道版)1077号に乗る。緩やかなアップダウンのワイディングロードで、ついついスピードが上がってしまう。途中、路肩のキタキツネを目撃!
再び、国道238号に合流し、オホーツク海沿いを疾走するのだ。オホーツク海は日本海側より明るい水面で、穏やかに見えるが、『浜鬼』などと、冬の海の恐ろしさを思わせる地名があったりする。所々に防雪林が広がっていた。日本海側の防風柵とのコントラストになっている。
道路上に気象情報を示す電子掲示板が設置されている。通路を封鎖するゲートも多数、散見される。冬の厳しさがあるからこそ、春の芽吹きから秋の収穫を豊かにする大地があるのだと感じる。
昼食には、日の出岬のリゾートホテルのカフェテリアで、十勝牛の赤身ステーキ丼を頂いた。焼き具合が絶妙で、大満足だ。国道238号に戻ると、電光掲示板に『紋別北部に雷警報』の文字。遥か遠くの空に、暗い厚い雲がおい被さっている。アラ還トレーニーのクルマはその方向に突き進んでいる。遠くに稲光が見えた頃、眩しい日差しの下、大粒の雨がフロントガラスを叩き始めた。ガンガン突き進んでいると、電光掲示板には『紋別南部に雷警報』の文字!アラ還トレーニーよ、雷を追いかけろ!
サロマ湖に近づいた頃、前後にバイクライダー達が増えてきた。左に車体を寄せて追い越しを促したが、アラ還トレーニーのクルマをペースメーカーにしているようでおとなしく付いてくる。よかろう、楽しくツーリングしよう、と滑らかにコーナリングを重ねていく。暫くのランデブーの後、ライダー達は海鮮直売店に吸い込まれていった。アラ還トレーニーの目的地も近い、予約したホテルに到着だ。予定より早く到着したが、チェックインできた。晴天のサロマ湖、ホテルのスタッフに依れば、この後はもう雨は降らない予報だそう。湖を散策だ。
ホテルの脇から、湖面に近い所まで階段で降りて湖沿いをのんびり歩く。静かな水面だが、遠くから磯の香りが届いてくる。数羽の水鳥が浅瀬で餌を探しながら歩いている。来世は鳥に成れたら、案外悪くないかも知れない、と思ったりする。
小一時間の散歩からホテルに戻る道で、遠くの雷鳴を聞いた。急ぎ足でホテルに戻ると、程なくして大粒の雨が!
30分程で雨が止み、美しい夕日を拝んでから夕食。
明日は知床を経由して根室に向かう。納沙布岬を目指す、アラ還トレーニーなのだ。
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