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アジカン リクエストファン投票順に曲感想④~ダンス、サーカス、キャピタリズム、ときどきカバー曲~
ダンシングガール
この曲のキモは 間奏(02:05 ~ 02:19) だ。
兄曰く「聴いてて恥ずかしくなるほどの王道(よくある)展開」
サビで、黒いワンピースの女性(制服の女子高生でもいい)が優雅に舞っている映像(雨も風も降っているのに)が頭の中で流れる。
あなたはどういうイメージだろうか?
雨も風も振り回して
もう どこへでも行ける気分さ
Caterpillar / 芋虫
資本主義のことだろうな。とは思ったが。なぜ芋虫?
ゴッチ曰くダジャレ。
「資本主義」 = キャピタリズム
「芋虫」= キャタピラー
「ピ」 と 「タ」 の語順が逆…!!
資本主義の名の下に兵器が作られる様子を表しているから、戦車のキャタピラのことかと思ってたわ。
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そんな未来が近いだなんて
冗談だって言えるのかい
そんな時代は来ないだなんて
胸を張って言えるのかい
アウトロのギターが好き。
次の曲(Eternal Sunshine / 永遠の陽光)への繋がりもいい。
Hello Hello
ゴッチやゴーイング(GOING UNDER GROUND )松本素生が敬愛する、 Weezerの元メンバーが所属する The Rentals のカバー曲。
原曲を聴いたらわかったが、アジカンがまさに「アジアン」カンフージェネレーション仕様にしてて面白い。
サーカス
ゴッチ風の皮肉?が味わえる曲。
TVショウの残骸
愛なき日々のハーフタイムショー滑舌の悪い彼のスピーチ
…等々。
「足こぎの車で綱渡るサルたちを笑うひと」
は比喩表現なのか?本当にサーカスの場面なのか?
ゴッチも「詩は(読む人なり)に深く考えていいよ」(ニュアンス)と言ってるので、私も深読みしてみました。
主人公は公共放送の国会中継を見ていて。
「滑舌の悪い彼」が、自身の疑惑に関する質問に対して、
聞かれてもいない持論(スピーチ)を長々と述べて話が噛み合わない状況に、カッとなって外に出たら、サーカスが来ていて。
「サルたち」は実際にはサーカスの場面だが、
主人公は、「あの酷い国会中継みたいだな」…と思っている。
滑舌の悪い彼のスピーチが 終わるころ
出口で会いましょう
滑舌の悪い彼のスピーチも
終わる日が来るだろう
出口とは?
物理的なモノなのか?例えば国会議事堂の出入り口とか?
時代的なモノなのか?例えば暗い時代が「終わる日」とか?
その解釈も、また自由。
I Just Threw Out The Love Of My Dreams
こちらもカバー。こちらは、Weezer。
『Hello Hello』に比べたら原曲通りだった。
Dororo
間奏のベースの「ドゥルドゥル~」の、魑魅魍魎(ちみもうりょう)感!!
手塚治虫原作のアニメ『どろろ』()の主題歌なのだが、曲名そのまますぎじゃないか?とは思ったが、これ以外ない、ではある。
(おどろおどろしい…おどろろ、おどろろしい。)
そしてサビの疾走感…!!
鎌倉グッドバイ
ここで思い出話をば…
10年程前、関東に住んでいた時期があって、アジカン好きな私は
もちろん、江ノ電・鎌倉ツアーも行った。
※『完全版』は出ていない
全駅降りたわけではない(ゴッチも全駅降りたことないだって笑)が、
終点の鎌倉駅はしっかり覚えている。
住宅街と観光地街が同居していて、
「繰り出すひとが溢れる通り」に並ぶショップやカフェ、人混みが印象的だったなあ。
気になるのが、『完全版』バージョンで、
背景で鳴っている「ファーン」という浮遊感のある音。
電車の発車音なのかな?と思うけど、
過去へのタイムスリップ音なのかも。
おわり