見出し画像

一般社団法人の設立ステップこうだ!

今日もお伝えします。サカタです。

今回は法人格の1つである一般社団法人の設立手順&費用をお伝えします。

なぜ、株式会社じゃなくて一般社団法人かって?
私が実際に設立したのが一般社団法人なのです。
ですので細かくノウハウをお伝えできます。

それでは見ていきましょう。

①名前決め

自分が背負う事になる社名です。
慎重に決めましょう。

一般社団法人〇〇
〇〇一般社団法人

どちらでも大丈夫です。
使える記号も意外と多いですが、間違えにくい名前がベストです。

手続きや電話等で税務署や先方が間違えてしまうと面倒ですからね。

②印鑑作成

決めた社名を判子屋さんに依頼して作成してもらいます。
印鑑にも色々種類がありますが、会社が存続する限り使い続けるものなので壊れにくいチタン製の印鑑をお勧めします。

私は楽天でチタン製印鑑3点セット¥24,800でした。
【代表者印・銀行印・角印】

代表者印:契約書等(印鑑登録証明書添付)
角印:見積書・請求書・発注書・領収書等

③定款作成

会社設立で1番重要で手間がかかる作業です。
自力作成も可能ですが、行政書士or司法書士に依頼するのがベストです。

◎行政書士:定款作成業務まで
◎司法書士:設立登記の申請手続き(代行)まで

その他、弁護士や税理士も定款作成は行えますが、その後の代行業務の可否などが士業により異なるので気になる方はお調べ下さい。

ちなみに私は自力で作成致しました。
このノウハウも今後お伝えします。

④定款事前確認【公証役場】

公証役場に無料で定款の”事前確認”依頼ができます。
細かくチェックして頂けるので私は本当に助かりました。

⑤定款認証 【公証役場】

公証役場において必要な手続き。

必要:株式会社・一般社団法人
不必要:合同会社・合資会社・合名会社

■定款認証必要物
1.定款3通(A4用紙印刷)
2.設立社員全員の実印
3.設立時社員全員の印鑑証明書 1通ずつ
4.委任状
5.身分証明書
6.認証手数料 ¥50,000
7.定款謄本代 1枚につき250円(普通¥2,000前後)

⑥登記書類作成

定款認証が無事済んだら次は登記関係です!

1.設立時理事及び設立時監事の選任決議書
2.主たる事務所の所在場所決議書
3.設立時代表理事を選定したことを証する書面
4.設立時理事、設立時代表理事及び設立時監事の就任承諾書
5.「登記すべき事項」を保存したCD-R

以上5つ難しそうですが、簡単です。
ご安心下さい!

⑦登記申請【法務局】

登記申請日=設立年月日 になります。

印鑑届出→登記申請 の順になります。

■登記申請必要物
1.一般社団法人登記申請書
2.収入印紙代 ¥60,000
3.定款(謄本)
4.印鑑届出書 ※当日の印鑑届出時に貰えます。
5.役員個人の印鑑証明書
6.⑤で作成した各書類

申請時に電話番号をお伝えし、不備があれば電話がしますが、何もなければ申請完了です!

◉設立時費用まとめ

・印鑑作成 ¥24,800
・定款認証手数料 ¥50,000
・定款謄本代 ¥1,500
・収入印紙 ¥60,000
・その他必要書類 ¥2,000前後

計:¥138,300

これは私のパターンですが、実際の設立時費用になります。
資本金なしとはいえど、法人設立には費用がかかります。


以上が一般社団法人の設立ステップになります。
今後、設立後に行う必要事項をお伝えします!

お疲れ様でした。

これで晴れてあなたは代表理事です。
たくさんのビジネスを確立して軌道に乗りましょう!

それではまた〜



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?