シュメールと日本
シュメールと日本の関係について
非常に面白く興味深いので、
巷の情報や著作からまとめ、語って行きたい。
こんな人に読んでほしい
・シュメールについて、まったく知らない人向け、
日本や日本人の起源やルーツにこういう説があることを知ってほしい
・日本人のルーツやシュメールに興味ある人向け
・詳しい人には復習程度
概要と歴史
まずはシュメール文明とは何かをざっくりと知ってもらいたい。
1、歴史の教科書にも出てくる、誰もがその名を聞いたことがあるメソポタミア文明。その初期の文明で現在、最古の都市文明とされている。時代は王朝が誕生した時から考えると、紀元前2900年頃~紀元前2004年頃。ただしその前提としてチグリス・ユーフラテス川地帯で言えば中石器時代があり新石器時代、ハラフ文化、ウバイド文化と続く。新石器時代は紀元前10000年ー紀元前7000年頃に農耕を主体とした生活が行われている。
シュメール人の文学によれば、紀元前4500年ー紀元前4000年に興ったとされている。
2、「シュメール」という用語はアッカド人により用いられた異称。
シュメール人は正確にはウンサンギガ、あるいはキエンギ人と呼ぶ。
←これは簡単に言うと、我々が日本人を日本人と呼ぶが、昔は倭人と呼ばれていた。というようなこと。
なので、シュメールという言葉について今後出てくるがシュメール人とも日本は共通点あるが、アッカド人も関連してくるのかもしれない。
大抵はシュメール人と日本の関係性に書かれたものが多いが、シュメールという言葉はアッカド人によるもの、というのを書かれていないことが多い。
3、ルガル王朝時代(紀元前2900年)、実在が確認されているのはキシュ第一王朝の王、エンメバラゲシ。紀元前2600年頃 ウルク第一王朝の王ギルガメシュ(ギルガメシュ叙事詩という名称を聞いたことがあると思うが、現在実在する人物とされている。)、その後アッカドやバビロニアの支配を受け、バビロニアがペルシャ帝国に併合されてシュメール人が姿を消すまで続いた。(紀元前2004年頃)
4、ハンムラビ法典という名称を聞いたことがあると思うが、現在最古の法典とされているのは、ウル・ナンム法典である。紀元前2113年~2006年頃のウル第三王朝で採用されていた。
シュメールと日本
まずは、シュメールと日本の関係性について
提唱されてきた記録を振り返る。
1、1916年にバビロン学会を起こした原田敬吾によると、ハンムラビ法典を研究する中で、バビロン民族と日本民族の共通点が多く、バビロン民族の一部が日本に移住してきたという仮設を提唱
2、1927年(昭和2年)、大山祇神社の三島敦雄が日本人シュメール起源説を提唱。著作は「天孫人種六千年史の研究」
3,1940年、スメラ学塾やスメラクラブという文化サロンのようなものが発足される。
4、712年に完成した「古事記」がシュメール語で読めるという論がある。
また現在、偽書とされているが「竹内文書」を読み解いていくのも面白い。
文書があると公開されたのは1928年、5世紀~6世紀頃武烈天皇によって創られたものと見られている。それが事実であれば、最古の古文書である。
←「偽書」とされているのは、日本の起源や天皇などについてあまりにも突飛で途方も無いから、裁判などで否定されていたり、戦前から戦後になるあたりでGHQなどによっても否定されている、からである。
GHQや日本にとって不都合な事が書かれているから歴史上消されているという説もある。何が言いたいかというと古事記や日本書紀であっても、仮に裁判とかで偽書である、と認定されていたら、それは偽書になるという程度のことである、ということ。今でも代々受け継いでいる宗教や人たちがいる。科学が発展し分かってくることが増えてくれば、この竹内文書も実は正しいことが書かれていた、という認識になるのかもしれない。
次記事からは…
さて今回はこの辺にしておこう、次回からは日本のルーツや起源がシュメールにあるのでは?という共通点やエピソードを書いていきたい。
また話題のアナンヌキについても書いて行きたい。
こういうことを書いていきたいと思ってる一つを先に書いてみると、
シュメール人は自分たちの国をキエンギと呼んだ。これは「葦の主の国」という意味で、古代日本の『豊葦原中国(とよつあしはらなかつくに)』と称していて、「豊かな葦の原の国」という意味で、『キエンギ』と、とてもよく似た意味である。またwikiでは「君主たちの地」と訳されている。
←でもこれは、人類は地域の特徴を都市名にしたりすることも多いわけだから、単純にシュメールも、日本も葦が豊かだったってだけかも(笑)
引用と参考文献
ここまでは主にWiki
・wiki シュメール https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB
・wiki シュメール王名表 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%8E%8B%E5%90%8D%E8%A1%A8
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