各国の郵便事情
ポスクロを通じて知り得た、各国の郵便事情をまとめたいと思います。
※各国ユーザーのプロフィールに記載されていたものを参考にしています
※ほぼ50音順です
※随時更新予定
✉️宛名の書き方
海外にハガキや手紙を送る場合、日本郵便が公開している宛名の書き方を順守すると、紛失やリターンを防ぐことができます。
相手と自分の住所の位置を逆にしたり、裏面に書いたりすると、間違えて戻ってきてしまうこともあるんだそうです。
ポスクロの場合は自分の住所の代わりにIDを記入しますが、宛名の近くに書くと機械が郵便番号と間違えて、郵便事故の元になってしまいますので、離れた場所に書きましょう。
🇺🇸アメリカ
右下にバーコードスペースを確保
カードの右下にバーコードが印字されるので、スペースを空けておくこと。
って言われても具体的にどれくらい空けてたらいいの〜?ってなったので、手元に届いたカードを見ると、確かにスペースが確保されている!
ということで、対策としてこのようなカードを作ってみました!
これを右下にセットすれば完璧では…!?
ここのサイトに、カードのサイズごとのスペースが紹介されていました!
ちなみに、アメリカの州の略称も知りたかったので、こういう表も作りました。
🇬🇧イギリス
カードの右上にバーコードが印字される
切手と住所の間あたりにバーコードが印字されるようです。
ここを最低でも1cmほど開けていると問題なさそうです。
🇦🇺オーストラリア
黄色いステッカーがついている
送受信の際にハガキに黄色いステッカーを貼っているそうです。
シールをそっとはがせば、その下に何が書いてあるかわかります。
🇳🇱オランダ
カードの下にバーコードが印字される
アメリカのように、カードの下にバーコードが印字されるそうなので、下側は開けていた方が良さそうです。
手元にあるカードを確認したところ、通常サイズや大判サイズ関係なく、右側から測った固定の位置に、バーコードが押されていました。
スペースがなかったとしても、剥がしやすいシールの上からバーコードを印字しているそうです。
ちなみに、配達は火曜日〜土曜日に行われているそうです。
🇨🇳中国
中国語の住所の方が届きやすい
英語が読めない配達員さんもいらっしゃるようです。
ユーザーが英語の住所しか載せていない場合、個人的にですが、可能な範囲で中国語の住所を追加するようにしています。
また、英語だけで書いた場合、向こうの郵便局で中国語の住所に直したものを下に貼るらしいので、住所の下にスペースを空けておいて欲しいそうです。
さらに、宛名に電話番号が記載されている場合、配達員さんが配達前に電話して届けてくれるので、そのまま記入しましょう。
国土が広いだけに、いろんな工夫が施されていますね。
🇭🇰香港
国名は「HONG KONG」でOK
国際郵便システムで広く認められているため、住所の「HONG KONG」の後に「CHINA」を付け加える必要はないそうです。
香港の空港にある航空郵便センターに到着し、そのまま現地で仕分け・配達されます。
「CHINA」を追加した場合、中国への迂回を余儀なくされ、到着が遅れたり、紛失のリスクも高くなってしまいます。
「你好」は香港の共通語ではない
書き出しの挨拶はHelloや自国の言葉でいいそうです。
🇳🇴ノルウェー
郵便物は2日おきに配達される
郵便物は2日おき(ある週は2日、翌週は3日)にしか配達されず、週末は配達されないそうです。
そのため、ハガキをまとめて登録しているように見えますが、郵便物の配達の関係なんだそうです。
まとめて届くと、ポスクロの登録作業も大変そうですね…。
🇫🇮フィンランド
カードが汚れて届く場合がある
地域によるのかもしれませんが、郵便局の事情により、カードが汚れた状態で届くそうです。封筒に入れて送ることを希望されるユーザーもいます。
🇻🇳ベトナム
配達が遅い
日本ほど郵便に興味が持たれていない(!?)ため、配達が遅いんだそうです。
☘️その他
年配の方には見やすいインクで
年配のユーザーは黒や青のインクが見やすいそうです。
IDだけでもこの色にしてほしい、でないと登録できない、という方がいらっしゃいました。
加齢とともに色が見えにくくなるので、重要な情報は特に濃い色で書いた方が良さそうですね。
諸事情により遅延することがある
ストライキや貨物量増加により、その国宛に遅延が発生することがあります。
また、国際情勢の影響をダイレクトに受けるため、突然送れなくなることもあります。
そのような情報は日本郵便の「運行状況」で随時更新されているため、あらかじめチェックしておくと安心です。