発達障害を持つこどもたちは、彼らなりに苦しむことがある。 たぶん…その大きな理由の一つは、親の期待。 定型発達の子と同じに育って欲しいという期待、希望を負わされると、自分の個性、能力とのギャップに、こどもは苦しむことになる。 娘は発達障害の基準には達しないけれど、類似の個性を持っていて、親の言うことを聞けないために、怒鳴られ続け、やがて自分は駄目なこどもと思うようになったようだ。 これは、定型発達か発達障害か、には関係なく起こりうる。 この国では多くの人がそのようになってい
おくすりメーカの不祥事のため、いろんな薬が不足している今の日本。 ある方の飲み薬にテグレトール200mg/日があったのだが、薬局の在庫の関係で泣く泣く中止された。代替として別の抗てんかん薬は開始されていたが… 昨日は朝から痙攣が断続的に見られ、繰り返すので、ドルミカム始めた。でもまったく収まらず。0.2mg/kg/hまであげて、数時間たったところでやっと収まった…そろそろ呼吸管理もしないといけないころなので、少しのミスで命に関わる…命救えても、痙攣が続く状態では、脳のダメ
人を騙すひとは、 心の底では人を信じられなくなる。 人に誠実であるひとは、 心の底では人を信じていられる。 どちらが幸せに生きられるだろう。
うちの娘はセフレを何人も持っています。こんな文章を書くことがあろうとは…、一人驚いております。 さて、その件に関して説教をしているときに、セフレと恋人って何が違うの? と聞かれました。 ややたじろぎながら…、 セフレというのは、セックスだけの割りきった関係という共通認識(前提)の上に成り立つ。そこに恋愛感情がどちらかに起これば、前提が崩れる関係といえる。 ところが、人間なので、触れ合いがあれば愛着が湧いてくるのは当然で、前提が崩れることになる。万が一、恋愛感情が同時に起
希死念慮を抱え続ける娘が、今の苦しい状況を乗りこえる方法ないか… そんなことを考えながら、「夜と霧」(VEフランクル みすず書房 池田香代子訳)を読み返しました。 「生きることは、彼らからなにかを期待している。生きていれば、未来に彼らを待っているなにかがある」(134ページ) フランクルの過酷な体験から生まれた言葉だけに重みが違います。 死に囚われそうになった人が、死から逃れられた体験を伝えることで、他の人にも生きる力を与える効果が得られる。 そんな効果をパパゲーノ効果と
報道機関のみなさまへ… 親しみを感じている人が亡くなることは私たちに深い悲しみをもたらします。マスメディアでよく知られている人であれば、報道され、多くの人が知るところとなり、多くの人の心を乱します。 その時、亡くなったという事実でさえ、それは個人的な事柄の一つであり、公表するためには原則として家族の同意が必要なはずです。ましてや、亡くなった理由を報道することは、家族が公表しない限り、その人や家族のプライバシー権を侵害することになるでしょう。 そんな簡単なことが報道機関にはな
こんなようなこと↑を養老先生書いてたな。深く私は同意するのだが、死にたいという娘は、この考え方をまだ理解できていないようだ。 大脳が殆ど失われた子供は、ベッドに24時間横たわり、人工呼吸器で24時間呼吸をし、おそらく自分の意思すら持たない。自律神経は生きているため心臓をコントロールしたり、不十分ながら排泄したりすることはできるが、それだけだ。しかし、それでも、我々介護者からの働きかけに対して、指を動かしたり、全身を震わせたり、心拍数を変えたりする。単なる「生理的反射」かもし
昨晩は神経が昂って、明け方4時まで寝られなかった。死にたいという21歳の娘に説教を垂れたのが原因だな。 ダメな自分を認めてやれ、なんて、LINEで送ったものの…ダメな自分しかない娘に.そんな言葉届かないか... 自分を認めてやれる女性に育ててあげたかった。