「パノラマサイト」ネタバレなし感想のようなモノ～昭和の香り＋オカルトで東北おじさんノックダウン
やってしまった…。まさに「（振り返って）なーにぃぃ？やっちまったなぁ！」と餅つきの合いの手を入れたくなるほどに、やっちまいやがりました東北おじさんこと長谷川誠@漢は黙って鳥羽一郎です。
何がって、アレですわよ奥様。散々「ゼノブレイド２」に時間がかかるから、他のゲームに手を出すヒマがないとか何とか一途な事を言っておきながら…
各所で聞く評判にココロ動かされ、「ダウンロード版が20％オフなのは2023年3月23日（木）まで！」という閉店セール的なアレに綺麗に煽られ。
「ごめんねゼノブレ２。別に君のことを嫌いになったわけじゃないんだ。これは（ゲーム好き）男性の生理的欲求なんだ。理解してくれると嬉しい…」と、お風俗に行ったことが妻や彼女さんにバレ、苦し紛れに生物学的な説明をしてみるもガチ切れされてMN５（マジで殴られる5秒前→結果殴られる）的な状況に陥りながらポチってしまったんです。
◎switch版「パラノマサイト FILE23 本所七不思議」◎
『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』（パラノマサイト ファイルにじゅうさん ほんじょななふしぎ、英題：PARANORMASIGHT: The Seven Mysteries of Honjo）は、スクウェア・エニックスより2023年3月9日に発売されたゲームソフト。
【概要】
昭和後期の墨田区を舞台にしたホラーアドベンチャーゲーム。本所七不思議の伝承に紐づけられた呪いを有した「呪詛珠」を手に入れた登場人物たちが、それによって魂を集めることで《蘇りの秘術》を得ようとするという群像劇。ストーリーの中盤からは、各登場人物の視点を切り替えながら物語を読み解いていくシステムになっている。
『探偵・癸生川凌介事件譚』シリーズなどを手掛けた石山貴也がディレクター・シナリオライターを担当している。
各所での評判がエラいこと良く、某海外レビューサイトでのメタスコアも高ポイント。そして何よりも、昭和後期、ホラーアドベンチャー、七不思議の伝承とその呪い。販売プロモーションでは、かのオカルト雑誌「ムー」も絡んでおり…。
そんな事を知ってしまったら、怪異や妖怪などのオカルト大好き昭和生まれの東北おじさん。switch版の「真流行り神1・2パック」で、2がまだ積みゲーになっているオカルトネタアドベンチャーゲーム大好きおじさん。我慢できるわけないじゃないですか、ねえ。
斯くして「ゼノブレイド２」をほっぽり出し、夢中になってプレイすることかれこれ6日間程。ついに物語のトゥルーエンドを迎えて大興奮でnoteを記している次第で御座います。
ですが、これは久しぶりに感動したアドベンチャーゲームだぞ、と鼻息荒く書き出してはみたものの、この興奮を具体的に説明するとどうしても「ネタバレ」をせざるを得ない…。だがしかし「ネタバレ」。これ、このゲームに関しては致命的だと思うわけです。
だって、その「ネタ」の数々が物語の面白さ・与えてくれた衝撃の「核」となるものなんですよ。時に涙すらしてしまったほどの面白さで、猛烈にオススメしたいゲームなんですが、具体的なことを書いてしまうと、その面白さが半減どころか無くなってしまいかねないゲームなんです。
はてさて困ったぞ、書くに書けないもどかしさ。
と、まぁ、関係ない画像でお茶を濁してみましたが、やはり難しい。これからこのゲームをプレイできるという幸せな方々を全力で無視して、ドヤ顔でネタバレハッシュタグをつけて書こうかとも思いましたが、うぅむ…。
Wikipedia先生の【概要】に「呪い」や「蘇りの秘術」という記述があるので、その辺は語ってもいいような気がしますが、そんな感動の「核」を書かないという上っ面の文章では、その感動が表現できそうにありません。
まぁ、つまり、結局何をゴニョゴニョ言っているかというと
是非とも、何の事前情報もない状態でプレイしてほしい衝撃作
ということなんです。コレ実は、私が購入する前にネットの評判で見つけた表現なんですけれども。
「この衝撃の結末、きっとアナタは騙される！」というような煽り文句で宣伝する映画や小説や漫画に対して「絶対に騙されないように、考え得る可能性を全力で想定しながら観て（読んで）やる！」と、ヒネクレた天邪鬼なスタンスで臨んでしまうワタクシ東北おじさん。
そんなワタクシですが、この物語の内容、数々のエピソードの「オチ」。…想定外でした。想定外に感動するあまり、シナリオライターの石山貴也さんについて調べてしまったほど。
あ、ちなみに、オカルトや猟奇的な事件に拒否反応のある方にはオススメできないかもしれないことだけは補足しておきますね。
兎にも角にも、久しぶりにアドベンチャーゲームにガッツリとハマってしまいました。惜しむらくは、攻略サイトに頼らず全て自力でクリアしようと思いましたが、どうにも先に進めず2か所ほど攻略情報を頼ってしまったこと。
まぁ、それでも、攻略サイトがネタバレを極力回避できるように作ってくれていたため、感動と衝撃は薄れなかったので良かったですけれども。アレ、自力で思いつきたかったなぁ…。自力で気がついていたら「エウレカ！（我発見せり！）」とギリシャの自然哲学者アルキメデスのごとく全裸で街中を走り回ってしまったかもしれません(笑)
そんな衝撃の名作「パラノマサイト FILE23 本所七不思議」。これだけ話題になったわけですから、次回作が出るのは確実かと思いますが…。どうするんだろ「アレ」。今回の物語だったから成立していただろうに、次回作となるとまた新たにｋふぁｋｌせじゃｋｊｄｆ；（ネタバレ回避）
危ない危ない。語るとついついネタバレしそうになってしまうので、最後にネタバレではない画像を何点かご紹介して、早いとこシメてしまいましょう。皆さんごきげんよう。
