【ゲーム】ポケモン新作”パルデア御三家”カワイイのかどうか問題~昭和おじさんの酔いどれ考察
うひょ~マジカル交換たまんねぇ~(海外のユーザーと思しき方たちと延々コフキムシ同士の交換を繰り返しながら)
どうも。ポケモン新作『ポケットモンスターバイオレット』で愛くるしい姿を見せてくれていたバディのホゲータが、1つ目のジムバッジをゲットする前どころか学校に初登校する前に亡くなってしまった(進化してしまった)東北おじさんこと長谷川誠です。
はい。ホゲータの第二フォルムについてはネタバレ回避のために割愛いたしますが…
ホゲータ推しといいながら、斯くいうワタクシもパルデア御三家発表当時は「え…?(二度見して白目)」といった感じで、デザイン的な面に首を傾げておりました。が、しかし、時が経つにつれ、そして実際にプレイしてみるにつれ、御三家キャラがカワイイと思えるようになってきました。
そう。ワタスが変なカワイイもの大好きおじさんです!
しかし、世の評判や身近な方々の評価を見たり聞いたりしている感じでは、パルデア御三家。体感ですが、「カワイくない」が6~7割程度のように思います。
あれ?これは…おじさんのカワイイ審美眼も加齢に伴い衰えてしまったのであろうか…と思いまして、ちょっくらシンキングタイムをした結果を記録しておこうかと思った次第。
★そもそも歴代御三家デザインって…
そもそもポケットモンスター。おじさんの記憶頼りで書きますが、確か『ポケットモンスターブラック・ホワイト』までは、ドット絵デザイン色が強かったように思います。
そのせいもあるのか、参考画像の左側にいるBWまでの御三家達は、割とドット絵化されても映えるシンプルデザイン。そして、どこかケモノ的要素の残る「動物感」が強いデザインのように見えます。
そして『~X・Y』から前作の『~ソード・シールド』まで、人間キャラもマップも3D化したのに伴い、御三家デザインも複雑化しているように見えます。しかし、まだまだしっかりと「動物感」は残されているようにも思います(ソード・シールドのサルノリ達はギリギリな感じもしますが笑)
まぁ、ここで言う”デザイン”とは、デザイナーさんが代替わりしようが何しようが関係のない、あくまで見た目に関する私的な感想なわけですが…。つまり『~ソード・シールド』までは、御三家=「動物感」があるデザインだったと思うわけで。
では、動物感って何ぞやって話なんですが…。「動物感」があるデザインの対義語を考えるならば、「(空想の)動物感」があるデザイン、つまり「アニメ感」があるデザインではないか、と。つまり、パルデア御三家までは、ギリギリアニメ的ではないデザインだったように見えるんですな。
そう。アニメ的ではないデザイン。ハリウッド映画の『名探偵ピカチュー』のようにCG実写化されても、ギリギリ「まぁ、こういう生き物いてもいいよね」と許せる範疇というか何というか。そんなデザイン。
★パルデア御三家に感じる異質感の正体
そして本題。いよいよ新作『~スカーレット・バイオレット』のパルデア御三家である。
前項の御三家まとめ画像を見てもらうと分かるかもしれませんが、今までの御三家たちと比べると明らかに「異質」。
・ニャオハの瞳はキラキラだし、口元はωだし。
・ホゲータは頭と口が大きく、頭身のバランスがおかしい。
・クワッスに至っては、その頭髪(頭髪?)何なんだよ!
が、しかし…。
ここで前述の「アニメ感」があるデザインというキーワードを通してみると、何となく合点がいくんですな。
より分かりやすくするため、ここはとある方のTwitterを引用させていただきます。この方のツブヤキを見て「あ、同じように感じている人いるじゃん!」と一人盛り上がったんですが…
そう。以前からホゲータのデザインに関して、赤塚不二夫先生的な昭和アニメデザイン感を感じるとnoteテキストに書いておりましたが、トキワ荘繋がりで、まさにThis is 昭和アニメのキャラクター、ドラえもんキャラ御三家との共通デザインイメージ。
まぁ、クワッスなんて、どう考えても「きれいなスネ夫」以外思いつかなったですけどね(笑)
他にもホゲータに関しては…
はい。つまりパルデア御三家。
今までの御三家達に比べて、明らかに異質=昭和アニメ的である、と。これが異質感の正体なのではないかと思ったわけなんですな。
まぁ、そもそも”御三家”っていう表現自体、昭和のにほひがプンプンしますけれどもね(橋幸夫さんやGOひろみ顔で笑)。元は徳川御三家とかなんでしょうけれども。
★カワイくないとの声が多いのは…
東北おじさんは昭和生まれのカワイイもの好き。昭和のキャラもカワイイし、令和のキャラもカワイイ。
ですから、たとえパルデア御三家が今までのデザインから「昭和アニメ的デザイン」に大きく舵を切ったとしても、分け隔てなくカワイイと愛でることができました(慣れるまで時間がかかりましたが笑)
しかし、今までのデザインから大きくイメージ的に変わってしまったのも事実なんでしょう。
この「今までと違い過ぎる」「”ポケモン”じゃない」といったポケモンファン達の想いとの軋轢こそが、カワイくないとの声が止まない理由なのではないかなと思った次第。
まぁ、アレですよ。
ガンダムファン的な視点でいくなら『ブレードランナー』や『エイリアン2』で有名だった、かのシド・ミード御大がデザインした『∀ガンダム』を見た時の猛烈な「ガンダムじゃねぇ」感といいますか(笑)
ライダーファン的な視点でいくなら、平成ライダーの新年度作が発表されるたびに感じる「石ノ森章太郎先生に胸張って見せられるのか、そのデザイン!」という気持ちといいますか(笑)
プリキュアファン的な視点でいくなら、新作が発表されるたびに「もう…ネタにするテーマ切れてるっぽいけど、今回のデザインは黄色い子がデュフフ…」的な気持ちといいますか(これは違うと思う)
そんな作品に対するファンの熱い想いと新デザインとの軋轢。これ、難しいですよねぇ。シリーズ作品の宿命といいますか、デザイナーさんのご苦労が垣間見えるような気がします。
以上、東北住まいの昭和おじさんが何となく感じた、パルデア御三家デザインに関する考察アレコレでしたー(早くポケモンやりたいので早々に切り上げるテイで笑)