「Mr.トルネード 藤田哲也 世界の空を救った男」を読んで。
なぜ査読させないのか。藤田先生は、査読なしで論文を公開していた事もあるという。査読は論文公開前の審査や検証なので、査読をしないのは極端に言うとウソの可能性があるということになる。なぜそんなことをされたのだろう。
戦争や家庭の事情で望んでも勉強するのが難しかった学生時代。それでもチャンスをつかんで、アメリカで気象学の最前線で長く活躍するまでになられた。同じころ発光生物の研究でノーベル賞を受賞された下村先生も、戦争で勉強どころではない状況から、アメリカで研究職に就かれ活躍された