1-1 ミツバチとSDGs
みなさんこんにちは!Ecolutionのコラム1班です!今回私たちは「ミツバチは人類の生命線!?ベランダから始めるSDGsを大学生に聞いてみた」(『webマガジン mi-mollet Yahooニュース』2021.7.3 配信)という記事を読み、この記事で注目されているいくつかのSDGsの目標に絡めて考察をしました。
【ミツバチの活動と生態系】
私はSDGsの目標13(注1)、15(注2)を元にこの記事を考察します。過去の歴史を振り返ると、ミツバチは本能的に周囲の自然環境の変化に適応してきたと言えると思います。しかし、温暖化による激しい気候変動に適応できない蜂も多く、植物の開花時期が例年とずれてしまい、ミツバチの活動が遅れてしまうといったことが世界各地で引き起こっています。こうした中、武蔵野大学が行っている都会で行う養蜂活動は、「ミツバチが花粉を媒介させるシステムを安定させ植生を豊かにすることで都市の生態系を豊かにする」実現を目指しているため、目標13、15に繋がっていくと考えます。(中川)
【養蜂と暮らしと学び】
私はSDGsの目標17(注3)を元に、ミツバチの働きとその応用についてこの記事を考察します。ミツバチは受粉という行動パターンを用いて、様々な食料の生産過程に携わっており、その数は世界の作物の種類の3分の1と言われています。これを都市養蜂という形で応用すれば自給自足の構造を作ることが可能であると同時に、ミツバチ単体で蜂蜜を作ることも出来るためメリットが大きいと考えます。さらにこの仕組みを活用し養蜂を使った学びの場を提供することも可能のため、現地の子供たちが自然の生態系に関わることが出来る良い機会だと思います。(梅澤)
【養蜂と責任】
私はSDGsの目標12(注4)においてこの記事を考察します。武蔵野大学の養蜂チームの活動は、作る責任においては環境負荷が少なく生態系にも悪影響を与えない方法を用いていること、使う責任においては養蜂の様子を発信することで消費者側の消費に対する姿勢を変えるであろうということを主張しています。このことは目標12に大いに貢献していると言えると考えます。(片山)
注1: SDGs13番「気候変動に具体的な対策を」
注2: SDGs15番「陸の豊かさを守ろう」
注3: SDGs17番「パートナーシップで目標を達成しよう」
注4: SDGs12番「つくる責任 つかう責任」
記事URL
『webマガジン mi-mollet Yahooニュース』2021.7.3 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7bdf20bd8d5529ac1497f60bbaef278d599c3acd