「絵を描く行為」と「生きる意味」
下記の曲はこの章のテーマソングです。
(Love Yourself/ジャスティンビーバー)
https://music.youtube.com/watch?v=BTMHVbvVK9I&si=Z1DLp4UnoT506hh4
以下、友人に送ったLINE
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絵を描く時って、「ここになんか足してみようかな」とか「枝をもう一本足そう」とか変わっていくでしょ。
そもそも「描く」行為が変化を継続する行為だから、少しずつ塗りつぶされていくのも変化でしょ。
なんか、心みたいだよね。ちょっとずつ変わる感じ。
少しずつ〈変わらずにはいられない〉感じ。
絵を描く時って、体が勝手に動くんだと思うんだ。
色つける時は特に「この辺ピンクっぽくしよ」とか、全部が“ふと”降りる感じでしょ。
それが気持ちよくて、オレたちは絵を描くのだろうか?
絵を描く時って、何が楽しいのかわかった気がする。
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次々と変化していく(描いていく)絵を見て楽しんで、次にどうなるのかワクワクする…という行為だ。
絵を描いてる時、少しずつ出来上がっていくたびに、
「おっ!いいじゃん!」を何度も繰り返している。
なん度も自分を〈肯定〉している。
だから、自分の肯定を何度も欲しがるという事は、それが必要だという事だ。
これは、仕事にもあてはまるんじゃないか?
みな仕事をしながら、ちょっとずつ「おっ!いいじゃん!」を繰り返している。
そんな自分を〈肯定〉する事を繰り返している。だから、仕事に誇りを持つのだろう。
家事にもあてはまる。
「にんじんがリズミカルに切れてイイじゃん」
「掃除してキレイになってイイじゃん」
子供たちにもあてはまる。
「ボクたちは常にイイじゃんだよ。」
人は長い人生のほとんどの時間を「おっ!いいじゃん!」を感じる為に使う。
これはもう「生きる意味」と呼べるんじゃないかなぁ。
この「いいじゃん!おれ!」が全く無い状態になると、自殺を考えることができる。
これは、一年半前に分かったことだ。
あぁ、オレは今、たくさん絵が描きたい
描きたい気持ちが止まらない気分だ。