イメージストリーミングの体験談はほとんどないからマスターするのが難しい
■「頭脳の果て」本の中の体験談
イメージストリーミングについての本は
創始者ウィンウェンガー博士の「頭脳の果て」のみです(2023年現在)
その中にイメージストリーミングの事例がひとつだけ紹介されています
共著者のリチャードポーの体験です
つまり唯一の紹介本にひとつだけ事例が掲載されているということは
そのたったひとつがすべてなんだということです
ウェンガー博士はポーの事例について詳しく解説をしていますが
やはりサンプルがひとつだとわかりにくいものです
■私のブログには17の事例をアップしました
こちらに私自身の体験したりセッションで遭遇したクライアントさんのイメストを17パターン、事例として上げました (2022/3/8現在)
これで日本語の事例が18になったわけです(笑)
これだけサンプルがあるとイメスト練習の事例としては十分ではないか?
とも思います
文字にすると すらすらイメージがでているように感じますが
実際にはたどたどしくやっと見えるような映像を なんとか言葉でつなげていったような感じです
ただ自意識としてはかすかにしか見えなくても
実際にはそれは明瞭に意識の底を流れているのです
だからこそ なんとか言葉にして捕まえて 後からその全体を見ると
きちんとした物語のようにさえ感じられるくらいイメージのつらなりに見えるのです
■体験談のイメージは読むと長く感じるけど実はどれも1分から3分程度です
視覚情報は文字情報の何十万倍もあります 増して動画になると数百万倍の情報になります
仮にたった1分のイメージを言葉にしたとしても
その1分相当の言葉が示すイメージの映像、体感情報は膨大なのです
だから イメストのトレーニングはまずは1分もすれば十分です
いきなり10分やろうとすると まずできませんし
仮にできても疲労感がすさまじい さらに その10分相当の映像情報の言葉を解釈しようとすると 最初は難しくてできません
なので習得のため マスターのためにイメージストリーミングをするのであれば 当初は1分 いえ30秒からでも十分です。1分間イメージを言葉にして その後で録音した内容を1分で聞きながら解釈を考える
それがイメストのトレーニングのルーティンとなります