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大前研一さんの「自分を変える3つの方法」を徹底的に考えてみた

■まず逆説的だけど自分を変える一番つまらない最低の方法とは何か?


有名な経営コンサルタントの大前研一さんは、自分を変えたいときに、一番効果のないやり方として「決意を新たにする」を挙げています
いかにも大前研一さんらしい 皮肉めいた逆説的な切って捨てたような言い方ですが これは決意を新たにすることを非難しているのではなくて
決意を新たにした後で、具体的な方法を考えず 結局何もしない
ことを非難する表現です
決意を新たにする と
当然そのあとに具体的に何をどうする?が出てくるはずだから
そこまで言わないとだめ!
というのが大前研一さんの考え方ですね

■大前研一の自分を変える3つの方法


大前さんは具体的な方法として明確に次の3つを挙げています
1.時間配分を変える
2.住む場所を変える
3.付き合う人を変える


逆に言うと、上の1から3が何も変わらずに、自分が変わることは ありえないということですね。
もしも転職して遠方に引っ越ししたら、がらりと環境が変わるので
自分を変える最大のチャンス到来というところでしょうか。
というのも ぼくは20代から30代は転勤族だったので
まさに2~3年おきにそういう状況になってました
つまり転勤によって 
2住む場所が変わる 3付き合う人が変わる
(1はそんなに変わりませんでしたが)
そのたびに気分も新たに再出発ができていましたから
この理屈は大いにありだと思っています

ちなみに結構精神的に大変で やっとの思いで日々を送っていても
転勤がすべてを変えてくれるので救いの時もありました
どんな苦難も期限付きだったわけです

■まずは 時間配分を変えてみよう


そうはいっても転勤族でなければ
なかなか職場と周囲の友人と住む場所を全部変えるのは至難のわざです
転職といっても もっとたいへんですね
そこで 周囲の状況い関わらず自分の意思でまず変えることができるのは 「時間配分」ということになります

たとえば何か資格を取ろうとしたときに
家に帰って資格試験のための勉強を毎日しようとしたら
帰宅後の時間配分がおのずと変わります

また1週間に1度早朝にビジネス交流会に行くと やはり変わります
前の晩も早く寝ることになりますしね
あとは帰宅後や早朝にウォーキングをするとかジムに行くとか、
英会話教室に行くとか、心の糧になるような本を読むとか
とにかく今までそういうことをやってなかったらやってみる

これらはみな時間配分を変えることになります


やるまえに現状分析をすると面白いです
①自分は毎日帰宅後何をしているか?
②休日に自分は何をやってるか?

書いてみることがおすすめです

■住む場所と付き合う人は時間配分が変わると自然に変わる


いきなり住む場所や付き合う人を変えようとしなくても
時間配分を変えると自分の行動や思考が自然に変わっていきます
つまり住む場所や付き合う人を変えるのは 準備もお金もものすごい覚悟も必要ですが 時間配分を変えることは自分の気持ちひとつで自由になります
ただ どうしても意思の力で時間配分を変えられないとき
住む場所や付き合う人が変わると時間配分も自然に変わってしまうこともあるので何事も状況次第ではあります

大前研一の自分を変える3つの方法は有機的に絡み合い変化を加速させる

たとえば朝活のヨガの会に入会して朝の時間配分を変えると
そこで知り合った人たちとのいろんなコミュニケーションが始まります
資格試験のために学校に通ったら友人ができるかもしれません、
ぼくの知り合いはそこで知り合った女性と結婚しました!
他にもブログをはじめて発信してSNSにもアップしてたらそこで様々な新たな友人ができることもざらですね

そしてその活動をするのに便利なところに引っ越したいと思うかもしれないし 前述のぼくの知人の例では結婚して引っ越しました(笑)
このように、時間配分を変えるというのはすべてを変えることにつながることもあるのです

ぼく自身はYouTubeをはじめて
毎日かならずYouTube動画作成のための何かをしています
すると
1.夜の食事にお酒を飲まなくなりました
2.YouTubeでの縁で講演旅行に行きたくさんの人と知り合いました
3.そこからの収入もあって心により余裕ができました

このように
時間配分を変えるというのは 新たな何かを始めること
に置きかえることができます

■新たなことをはじめなくても時間配分変更は有効


今やってることを少しだけ変えるだけでも 時間配分は変えることができます
たとえば 毎日10分くらい、ぱらぱら本を読んだりブログを読んだりしてるとします
それを毎日1時間、しっかりまとまったものを読む。と変更するだけで
時間配分は変更できますね
今10分の読書であればそれ以外の時間にお酒を飲んでぼんやりYouTubeを見たりテレビを見たりしてるかもしれない、
それを1時間本を読もうとしたら、お酒の量を減らすか家では飲まないとする必要が出てきます
するとお酒のつまみのような食事をしながらお酒を飲んでいた夕食の1時間が、
お酒なしで30分で終わるかもしれない
そして食後にちょっとゆったりお茶を飲みながら音楽とかテレビとか見聞きしたら
そのあとで本を1時間読む。

読書の後は気分転換にちょっと外をウォーキングしたくなるかもしれない

などなど一つの変化のために複合的に変化が起こってきますね


■まとめ


ここまでくると、大前さんの自分を変えるための3つの方法を実行するためには強烈なモチベーションがないと無理だとわかります
もともとモチベーションをもって生きている大前さんだから3つの変化という結論だけ唱えてるんですよね

でも普通はまずモチベーションをアップさせる必要がある
すると冒頭で大前さんが比定した「決意を新たにする」は必須のことになります その上で具体的な方法論として3つの方法が登場するわけですね
なので まず なぜ変わりたいかをはっきりさせる、
という意味では大前さんの否定した決意表明が必要です。
でないと、毎日1時間本を読む、そのために食事を変え家では禁酒とする、
などとできません。
このように時間配分って簡単なようでいて やってみると結構難しそうですよね?
私の場合はYouTubeを3本現在運営してるのですが、
食事にお酒を飲みたくないと思えるようになったのは
飲んでたら動画の撮影ができなくなるからです
それはコーチングの仕事を軌道に乗せるという強烈なモチベーションがあるからなんですね
今ではお酒を飲む快感より動画制作とその成果の快感の方が強烈なので
全然お酒を飲みたいと思わなくなりました

なのでまずは 決意 モチベーションを整理して、その上で時間配分を変えてみる
すると割と簡単に自分を変えることがでるような気がします

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