イメージストリーミングの究極技法:モデリング|乗り移りそのものの知恵を受け取る
イメージストリーミング
イメージストリーミングは1970年代にアメリカで開発されたメソッドです 開発者はウィンウェンガー博士
わたしは自分のセッションではイメージストリーミングと呼ばすに
イメージキャッチングと言ってますが、
それはイメージの中に潜む意味を捕まえることこそ
イメージストリーミングの目的であり、
イメージをストリームさせるのはそれをキャッチするためだからです。
イメージストリーミングはNLPの一種かもしれない
で、このイメージキャッチングの究極の技法は、
果てしなくNLPに近いものがあるというか、NLPそのものです。
ただし、イメージの効果にフォーカスするのがイメージストリミーミングで、認知の変化にフォーカスするのがNLPなので微妙にやりかたとかは違ってきます。
奥義「モデリング 乗り移る技法」
イメージストリーミングの応用技法には様々なバリエーションがあります
他者に乗り移る技にモデリング技法があります
さてこのモデリングですが、
ウェンガー博士は「ドルイド変身」と呼んでいたりします。
古代ケルトの神官ドルイドたちは、兵士や民衆の心に
雨粒や鷲や花に心をチューニングさせて、
それらのものに なりきらせていた というのです。
また古代人の部族によっては
熊の頭をかぶってトランス状態で熊に一体化し熊のエネルギーを体内に取り入れる儀式を行っていたのだとか。
であれば、ということでウェンガー博士は現代の我々も、自分の欲するものに乗り移るとよいのだとその方法論を開発しました。
現代社会でのモデリング技法
たとえば、コンサルタントが仕事の人は大前研一に乗り移るとか、
サッカーやってるならメッシに乗り移るとか、
起業するならビルゲイツに乗り移る、
会社で昇給を目指すなら、だれか尊敬できる先輩に乗り移る
とか・・・・・・
一定の儀式にそって(それは自分なりのもので構いませんが)
その儀式を必ず使って乗り移る、あるいは乗り移られる、
というイメージストリミーミングをやると、
その天才たちの考えや感性が手に取るようにわかるのです。
もちろんほんとうに乗りうつるわけではないので
そこで得る知識や知恵は、あなたの潜在式からのものということになります。
セッションでも時々やっています
私のセッションでも
イメージストリミーミングの基本練習をこつこつやるのはつまらなそうにされる方が多いのですが(笑)
この乗り移りワークを、私の誘導でやると、震撼とされる方が多いです。
それは逆効果にもなっていて(笑)
誘導してもらえばいつでもできるなら、練習して自分でやらなくてもいいと考える人もいらっしゃいます。
でも練習すれば自分でできるようになるのだから
習得するにこしたことはないと思います。
ただし、一定の儀式がないと、なかなかそういう状態には入れないのも事実。
イメージストリーミングのセッションでは
楽しくその辺もお伝えしています。
ちなみに私は個人的に、
乗り移りのワークをやってるときにローマで芥川龍之介に会い
(イメージの中の出来事です)その時の邂逅は
今でもくっきりと映像記憶として残っています。
それだけ強烈なイメージは体験と区別がないのです。