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皿うどんが許せない

どこがうどんなんですかあれ。うどん要素ないですやん。
僕は最初にあの料理を見たとき、「あれ?うどんってこうだったっけ?」ってなりましたよ。どうみてもうどんではないですよね。

僕は皿うどんの「うどん」の部分に腹を立てていますが、「皿」の部分にはもっと腹を立てています。名付け親テキトーすぎるやろ。
ラーメンを皿に乗せたらラーメンになりますか?綾鷹を皿に注いだら皿綾鷹ですか?サラサーティとか皿に乗せたら皿サラサーティですか?違いますよね。
「皿うどん」という名前は全て間違っています。

僕の家ではパリパリ焼きそばと呼んでいますが、正直コレもダサい。皿うどんほどではないですがダサい。焼きそばじゃないもん。なので、僕が素晴らしい名前を提案します。

まず、あの料理を見たとき最初に目に入るのは、あんでしょう。あのあんかけですべてが美味しくなる。ソースとろとろ、野菜シャキシャキのあん。あの料理において一番仕事しているあんを横目に、「皿うどん」なんて名前をつけた人はサイコパスですね。

あんの次に印象的なのが、あの麺ですよね。カラッと揚がった、パリパリの歯ごたえがたまらないあの麺は、この料理の主役です。
あの硬い麺を、あんが柔らかくしてくれる。パリパリのままでも満足感のある食感ですが、あんを浸透させて柔らかくしたらたまらないですよね。尖っていた麺が、あんの優しさに包まれて一気に食べやすくなる。あの料理はいわば、人間関係の縮図です。
し・か・し、あの麺をうどんだと言いはる日本人の多いこと多いこと。もし僕が初めてあの料理をみたときに、長崎県民がそれをうどんだと言い張っていたら僕は長崎から逃げ出しますよ。佐賀に助けを求めます。

さて、名前をつけましょう。あんにも、麺にも光を当てる、僕の考える新しい名称は

「とろパリ麺」


どうです?美味しそうでしょ。これなら誰も文句言わないでしょう。さあ、リンガーハットさん。皿うどんなんて名前やめて、とろパリ麺にしましょう。

そろそろお腹が空いてきたので、ちょっと皿うどん食べてきます。


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