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家への思い【5】
鬼の霍乱です。
夫が風邪をひきました。
家族で唯一、コロナにかからなかった夫が最高38度台後半を叩き出してぐったり。
最初は熱とだるさだけだから、とロキソニンイーターになり、そのうち熱はましになったものの喉が痛くなってきたと言うので風邪薬を勧めたところ、めったに具合が悪くならないので場所がわからないと。
「赤い缶に入ってるよ」
と伝えたところ、
「飴しか入ってない」
とのこと。
あ!と気付きました。
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赤い缶です。
中身はこちら。
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あ、タイレノールとアレグラ、期限が切れてる😅
ロキソニン(正確にはロキソプロフェンですが)は私にとって必需品なので常時ストックしています。
この缶は一目惚れしたクッキー缶。
LOHACOで3箱セットを購入しているロキソプロフェンが4つシンデレラフィットするので、最後の一箱になったら注文します。
しょっちゅう飲んでいる(語弊があるな)のでこれについては把握していた様子。
ところがその他の薬については見たことがなかったのでしょう。
赤い缶だけでは説明不足だと気付いた私、
「救急っぽいやつ」
と付け足しました。
お察しの通り、何の解決にもなっていません。
なんなら飴の缶は割とわかりやすいところに置いていましたが、薬の方は少し奥まったところにありました。
具合悪いのに手間をかけさせて悪いことをしました。
それはさておき、私は缶を集めるのが好きです。
どちらかというとGODIVAが数年前のバレンタインに出していた正方形の缶、みたいな企業ものというんでしょうか、収納用品として売られているものよりはそういったものの再利用に魅力を感じます。
小学生時代、みんな缶のペンケースを持っていました。
結構壊れやすいシロモノで、蓋がとれたり凹んだり閉まらなくなったりで頻繁とは言わないまでも買い替える頻度が高かった記憶があります。
しかし当時の親友がずっと同じものを大事に使っていて、たまたま目にしたケースの裏の擦れ感に
「なんかいい!」
と感動しました。
それまでは少し傷がつくと一気に嫌になっていたのが、丁寧に扱った上での劣化の美しさに気付いてしまったのです。
まあそれでも…うっかり床に置きっぱなしにされて、踏まれて変形して、なんてことになるとさすがに嫌になるんですが。
先述の薬を入れている缶、10年は使っていると思います。
子供がサッカーをやっていた頃はテーピングや湿布なんかを保管していました。
深さがそんなにないので市販薬の保管には向かないと思っていたんですが、箱を開けるときに缶の高さに合わせてカッターで切って被せるように蓋をすれば、ピッタリハマって写真のようにわかりやすく並べられます。
これに気付いたときは自分を天才だと思いました。
じゃない使い方、という言葉をよく聞きますが、ちょっとしたひらめきや工夫で楽でわかりやすく安全になるのが家事の醍醐味なのだろうな、と感じています。
まあその度重なるひらめき💡に振り回される家族が気の毒なこともたまーにありますがね😅
次回に続く→