この世にはチョコクロワッサンだけでいい(心の俳句)
神はまた言われた、「クロワッサン生地の間に分厚めの板チョコを挟んだ的なやつが現れよ」。
そのようになった。
神はそのパンにチョコクロワッサンと名付けられた。
神は見て、良しとされた。
(創パン記 第1章 9、10節より)
チョコクロワッサンだ〜いすき
みなさん、チョコクロワッサン好きですか。
私はもちろん好き。
パンの中で一番美味しいのが、チョコクロワッサンである。
その呼び名は企業ごとに若干の表記揺れがあるが、今回は神の言われたとおり「クロワッサン生地に板チョコを挟んだやつ」を総称してチョコクロワッサンとしようと思う。
ローソンの
私が初めて食したのがローソンのチョコクロワッサンだった。
何層にも重なった若干しょっぱめ硬めの生地に、歯を立てたら既存の言葉では形容できない音で折れる甘い板チョコ。初めてこれを食った幼き頃(高2)の私はその美味さに感動してしまったものだ。
私は基本的に牛乳なしでパンをいただけないのだが、チョコクロワッサンだけは牛乳なしでもペロリといただける。というより、むしろ牛乳なしで食った方が美味しい。牛乳を挟むと板チョコの濃厚な甘みが幾分か薄められてしまう。
ファミマの
わたし的には、チョコクロワッサンといえばファミマのこれ。
理由は普通にファミマが近所にあるからに過ぎないが、このファミマのチョコクロワッサンは、ある点で他のそれとは一線を画している。
何が違うのかというと、生地に発酵バターが使われていることである。
言われてみると、ローソンのチョコクロワッサンより生地が柔らかい気がする。そして層も多い。気がするだけ。
ところで発酵バターって、普通のバターと何が違うんだろう。
調べてみると、バターの原料であるクリームを半日以上寝かせて発酵させたものが発酵バターと呼ばれる。
バターの起源はかなり昔で、まだ保存技術が発達しておらず、作るバターの全てが発酵バターになってしまったことからきている。その起源ゆえに、西洋では発酵バターの方が普通のバターよりトラディショナルなものである、らしい。
日本ではまだまだ新参者の響きがあるが、これから浸透していってほしいところだ。
サンマルクの
カフェのチョコクロワッサンといえば間違いなくサンマルク。
この店は、できたて熱々の状態のチョコクロワッサンを売ってくれる。素晴らしいことだ。
熱いので、当然他のコンビニで売っているチョコクロワッサンとは食感も違う。チョコレートがちょっと焦げてざらざらした独特な食感を感じられるのはここだけ。クロワッサンの層もめちゃくちゃ多い。多いというか主張が強い。
この包装も親切よね。よっぽどのことが無い限りクロワッサン生地がこぼれ落ちないような構造になっている。これはとてもありがたい。
しかし注意点もひとつある。それは熱すぎること。サンマルクのチョコクロワッサンほんとに焼きたてというか熱い状態で保存されているので、生半可な気持ちで食したら、とろけたチョコレートで舌をやけどする。
個人的には家に持ち帰ってキンキンに冷やした状態で食べたい。
しかし同行者がいる面前で「このチョコクロワッサンは持って帰るね!」とかやってしまったらドン引き確定なのでしない。
総括
ということで、今日は3種類のチョコクロワッサンについて熱く語った。
明日からチョコクロワッサンの売上が少しでも増え、様々なメーカーからチョコクロワッサンが生産されることを祈っている。