本とカメラの話①
モデルナ二発目を打ち終えて、そこそこ弱りましたが、とりあえず鞭を打って今日は仕事してます。
弱っている時は(特に高熱を出している時は)、耳攻めに弱くなる。ちょっと攻められただけでお手上げしちゃう。
だから弱っている時は、聴覚をシャットアウトして、視覚過敏にしてとことん休むのだ。
家に読んでない本は結構あるし(路上。やっぱり途中で断念)、それをゆっくり読んで過ごすも良いのだけど、接種会場の近くに渋い古本屋があって、何冊か買ったもんだから、それを読んだ。
昔、ラジオから聴こえてきたのか、テレビで誰かが言ってたのか、こんな言葉を思い出した。
「文章は最初の一行が大事」てきな。
それ以来、古本屋で本を買う時は
背表紙をサラ見しながら一次面接。
お顔を見せて、と表紙と対面して二次面接。
話してごらん、と最初の一行を読んで最終面接。
これがルーティンになっている。
読書家でも収集家でもない。読み終えたら大体古本屋に持って行ってしまうけど、古本屋に行くのは楽しいから好き。
文字を読んだり、たまに書いたりするのが好き。中古CD屋さんは、Apple Music登場と共にサブスク万歳!と、もう巡る事はほぼ無くなったけれど、古本屋巡りは先のルーティンという楽しみがあるので、今でも好きだ。
で、少し話を戻すけど、まあまあ弱ったわけです。コロナとかワクチンとか、その辺の話はホトホト疲れたのでサラッと流す。
で、とりあえず文字を読むことぐらい出来るかなぁ、となったので、おニューのどれかを読んでみることにした。
で、荒木経惟の「写真への旅」
アラーキーの写真は音が聞こえて来る気がして好きだし、雑誌で面白い文章書く人だなぁと思ってた。
ででで
これがまた面白かったのだ。
弱っていて視覚過敏になってるからなのか、本として面白かったのか、どちらにせよ一気に読み上げてしまった。
・・と、悪いクセで、思ったより長くなってしまったので、前編後編に分けようと思います。
本の内容は、もうほぼ写真の話なので。
これ前編、本の話。次は後編、カメラの話。