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モノクローム比較

M11モノクロームをお試し

ライカ大丸東京店の撮影イベントに参加した時に、M11モノクロームを試すことができた
手持ちのM10Rのモノクロ変換と何が違うのか?
どうしても、モノクロ専用機を諦めきれない私がモノクロ機は特別に優れているのではないかという先入観のもと見比べる

見比べる

使用したレンズ
M10RがSummilux35mmF1.4ASPH.(11874)
M11モノクロームがApoSummiron50mmF2ASPH.

M10R_Summilux35mmF1.4ASPH.(11874)
1/125_F2_ISO640

Adobeモノクロ変換

M10R_Summilux35mmF1.4ASPH.(11874)
1/125_F2_ISO640

中心付近をトリミング

M10R_Summilux35mmF1.4ASPH.(11874)
1/125_F2_ISO640

M11モノクローム

M11M_ApoSummicron50mmF2ASPH.
1/200_F2_ISO1600

中心付近をトリミング

M11M_ApoSummicron50mmF2ASPH.
1/200_F2_ISO1600

遜色ない写り
専用機は優れているという偏った先入観をもった私が見ても違いがわからない
あえて、高感度に振った撮影をしなければわからないかもしれないww

絞りオートの設定について
シャッタースピードは(1/4f)としている

M10Rの設定画面
M11Mもシャッタースピードに関しては同条件とした


比較とは関係ないことだが、1994年製のSummilux35mmF1.4ASPH.(11874)の描写がアポズミと張り合っている事が嬉しくなった
(ドイツで整備したおかげかも)

M11Mの高感度

ISO12万5千で撮影した画像の拡大
トリミング前提で常用はなかなか厳しいと思ったが、トリミングしなければ、私的には問題ないレベル

M11M_ApoSummicron50mmF2ASPH.
1/180_F5.6_ISO125,000

限界のISO20万を試す
2段落としたISO6万4千と比較してみる

M11M_ApoSummicron50mmF2ASPH.
1/200_F3.4_ISO64,000
M11M_ApoSummicron50mmF2ASPH.
1/125_F8_ISO200,000

さすがに2段落としているだけあり6万4千のノイズが少ないことがわかる。
さすがに20万を常用するのは無理があるレベル
特別な表現では使えるかもしれない

元の画像はこちら

M11M_ApoSummicron50mmF2ASPH.
1/125_F8_ISO200,000

M10Rの高感度

同じ条件での比較ではないが、
M10Rの高感度限界はISO5万
カラーでは、とても使えるレベルではないが、モノクロにすると、それなりに写っているように見える

M10R_ApoSummiron50mm_F2ASPH.
1/125_F4_ISO50,000
M10R_ApoSummiron50mm_F2ASPH.
1/125_F4_ISO50,000

見比べてみると、M11Mは高感度に圧倒的に強い
(M11Mは裏面照射センサーというのも高感度強化に貢献しているのではないか)
高感度に関してM10Rより、少なくみても2~3段は有利であると思った
M11との比較ではないので、同世代で比較するとどうなんだろうという興味はあるものの
今回の比較できたことで自分なりに納得できた

モノクロ専用機の強み

モノクロ専用機は、カラー機に比べて、高感度が有利と巷で言われていることが、やっと納得できた
ところで、モノクロ専用機は自分に必要なのか?自問自答をする中で、とりあえず導いた答え

M10R満足!!
M10Rのモノクロを楽しむこととしよう


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