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根は張らず、狩猟採集型で生きていく
漁師といえば、カニやマグロを専門とする漁師は、1年に3ヶ月〜半年ほど遠洋漁業を行い、年収分を稼ぐと言われている。
僕はこういうお金の稼ぎ方に昔から憧れがある。
実際、遠洋漁業を生業としている漁師の方々はそれほど楽な暮らしではないと思うけれど、短期集中で一定期間を生き延びるために必要な分のお金を稼ぎ、余った時間をのんびり過ごすというやり方は、僕にとって理想的だ。
ちょうど、アリとキリギリスの
メキシコの漁師とMBAコンサルタントの話から思うこと
数年前にネットで話題になった「メキシコの漁師とMBAコンサルタント」の話が好きだ。
ご存じない方のために引用しておこう。
とても魚釣りが好きな漁師がいました。
漁師は好きな時間に起きて、釣りをして、子供や友達と遊んで楽しく過ごしていました。
ある日、金持ちの男がその漁師のそばにやってきて言いました。
男:「やあ、すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの?」
漁師:「そんな
アリとキリギリス、どちらの生き方が正解か
「アリとキリギリス」という童話がある。
元は「アリとセミ」というタイトルだったらしいけど、セミはヨーロッパ北部であまりなじみのない昆虫だったためキリギリスになったのだとか。
あらすじはこう。
夏の間、アリたちは冬の食糧を蓄えるために働き続け、キリギリスはヴァイオリンを弾き、歌を歌って過ごす。やがて冬が来て、キリギリスは食べ物を探すが見つからず、最後にアリたちに乞い、食べ物を分けてもらおうとす
『その辺の草を食べて満足する会』 開催
どこを見回しても新型コロナウイルス感染拡大のニュースが連日取り沙汰され、不安や不満を抱える方もまた日に日に増えていっていると実感しているところですが、その課題に軽やかに立ち向かう手段として今僕が注目しているのが「仮設の生活を送る」というものです。
このコロナショックに合わせて今ある生活を変えていかなければならないと考えると、どうしても腰が重く、ネガティブな方に気持ちを引っ張られがちですが、この状
「仮設の生活」を送る、という提案
オリンピック延期、そしてここ数日の都内を中心とする新型コロナ感染者急増の報道を受け、感染が拡がっている海外の近況、専門家による見解や今後の予測にきちんと目を向けて自分なりに考えてみたところ、今回の件に関して自分は無知すぎたし、正直ナメてたなと反省しました。
企画していた桜を見る会(ただの花見)も、来年に延期を決めました。
(でも、せっかくきれいに咲いてくれているだろうから、頭と心のコリをほぐす
物々交換でMacBookを手に入れた時の話
ここまで時間の余白を拡げるためには、コミュニティを持つことと情報やテクノロジーを活用することが効果的という話をしてきたけれど、「クリエイティビティを高めること」も意識したいポイントのひとつだ。
クリエイティブとは、別に0から1を生み出すことだけではなく、数ある情報や前例の組み合わせによって新しいものを生み出す「編集」もこの類に入ると僕は思っている。
むしろ、今や世の中に溢れている目新しいものは
慣習を疑い始めれば、余白は増殖してゆく
シェアハウスで暮らし始めてからは、家賃、水道光熱費、ネット代などの負担割合が減ったため、当初の狙い通り固定費をカットできた。
それに伴って、稼がなければいけないお金の量が減ったため、フリーターという責任の軽いポジションを位置取っていた僕は、バイトに入る時間も自在に減らすことができたため、「時間の余白」は一層増えた。
また、シェアハウス内では当番を作っていたわけではないけど、掃除やゴミ出しと
カレーが教えてくれた無駄
家計簿をつけることで、自分の行動を俯瞰して見れるようになった。
エクセルの表に記された金額や項目を見ると、財布からお金を取り出した時の心理状態までもが脳裏に浮かび上がってくる。
一つ一つの項目を見ては、「それは本当に必要な出費であったか?」と逐一振り返ることを狂ったように繰り返していった。
人間は不安に駆られたり、ストレスを感じると、お金を使いたくなる傾向があるということも体感として理解する
35歳 無色、良きパサーでありたい
先日35歳になりました。
34歳から35歳になった瞬間から、ドシンと何か重たいものが乗っかって来たような感覚がありました。
それは世間からニートやフリーターで括られる年齢を過ぎ、なんだか甘えの利かない、しっかりちゃんとした大人にならならなきゃいけない歳に突入したような、プレッシャーがあったからだと思います。
35歳からはTPOを意識して、少しは大人っぽく、半ばふざけつつも、学者っぽく装ってい