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ニューヨーク市内にあるSanctuary NYC Retreatsという宿泊施設について
8年前の5月下旬 人生初の[リトリート]施設
GW中に携帯に溜まっていた昔の写真を見ていたら、2015年5月に訪問したNYで滞在した施設の写真が出てきた。
この時にリトリートという名称の施設に初めて泊まり、それ以降、リトリートというワードにアンテナや目が行く様になった。
当時の仕事の関係でNYに出張に行った時。どのホテルも高くて会社の予算内で探せる場所をExpediaで見つけた場所がここだった。リトリートとか、特に意識していない時代の頃。
当時、週1程度続けていたヨガ。この施設を見つけた時、滞在中は併設されたヨガスタジオで開催されるヨガや瞑想のレッスンを自由に受講できる、という点が良いなと思って軽いノリで決めた。
リトリート施設は通常自然に囲まれた、ひっそりとした隠れ家の様な場所にあることが多い。
ここはマンハッタンのLower East Sideというエリアに位置する。場所的にあまりリトリートという名が相応しくない気もするが、ここは都会の喧騒の真ん中でも”リトリート型の滞在場所”を求める人向けに提供する事をコンセプトとしている様だ。
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そしてこの施設では定期的に食糧救済支援活動(Food For Life / food relief project)などの社会貢献活動を行なっている。近隣の公園でホームレスの方達へ食事を提供したりしているようで、滞在期間中は一緒にボランティアとして参加することもできる。
このリトリート施設は完全ベジタリアン、アルコールフリーで朝食は無料(平日のみ)、ヨガや瞑想レッスンやワークショップなどにも参加が出来、地域のボランティア活動に貢献することも出来る。
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部屋はとても綺麗で快適だった。
静かで洗練された装飾、そしてミニマルな空間。
デスクにはバガヴァッド・ギーターというインド思想の経典や幾つかの精神世界、哲学書が置かれていた。
今思えばとても素敵なリトリート施設!
当時はこの施設を最大限活用する事が出来なかったけどとても良い場所だったな、と思います。
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他にもチャクラ、ガネーシャ、ブッダ、ハヌマン、ギータ、シヴァなどヨガに関する名称の部屋があります
多分、この経験が良かったから、何だか安らぐ気持ちの良い温かい空間だったから、きっと私の中で「リトリート」というワードがその後引っかかる様になり、「リトリート」という過ごし方に興味が芽生え、今の「リトリート愛」に繋がったのだと思います。
リトリート目的でNYCを訪れる、という発想は中々無いと思うのですが、近くに行く機会、ご縁があった際には是非ご参考にしてみて下さい☆
今回は回顧録という形で過去の経験を簡単に綴らせて頂きました。
当時はリトリートが自分にとってそんなに必要だと思っておらず、多分若く、心身共に元気だったのでしょう、と思います。
一定の年齢を超えていくとリトリートの大切さ、必要性を感じるものなのかなとも思います。
最後まで読んで頂き有難うございました♪
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今なら1人だったら詰め込んだ計画よりも自分と向き合うリトリート時間を優先するかなー。