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ヨガと温泉と本。森林浴もできる日帰りリトリート(湯河原)

湯河原惣湯Books and Retreat

以前こちらでも紹介した神奈川県湯河原にある湯河原惣湯Books and Retreatさんへ3月下旬、「ヨガ×温泉」プログラムに参加してきました。
施設名通り、"温泉と本でリトリートする"をコンセプトとした場所ですが月に1度ヨガレッスン(60分)を含む3時間のリトリートプランが用意されています。

万葉公園の敷地内に施設はあります。バス停降りて目の前すぐ。

湯河原駅からバスで約10分。
惣湯エリアまでまぁまぁ距離がありますが、川沿いを歩くことで森林浴ができる豊かなお散歩道でした。
川のせせらぎと自然の音をBGMにどんどん進んでいきます。

整備された遊歩道 緑に囲まれて気持ちいい
平日の午前中 3月の春休みシーズンだけどここは殆ど人と遭遇しなかった(まだ穴場なのかな)
惣湯テラスは予約制温泉施設 この施設手前までは予約なしで誰でもアクセス可

私は午前11時から午後2時までの3時間プランに参加しました(午後にも同じプランのものが開催されていた)。
ヨガレッスンは自然を見ながら、大きな窓を正面に、素敵な雰囲気の中で60分心身を整えていきます。

大きな窓を正面に開放感溢れる場所でのヨガ

「ヨガ×温泉」3時間プランに含まれていたもの

11:00〜14:00利用

・ヨガレッスン(60分)
・温泉(源泉かけ流し)、サウナ、奥の湯で貸切湯船(20分)
・フリードリンク(1杯)
・ライブラリー利用(1,500の蔵書からセレクトされた150冊を自由に読める)
・館内着、タオル利用

費用:5,500円
その他費用:ランチ700円〜、湯河原駅までの往復交通費約4,000円(私の場合)※希望者には玄関テラスにあるカフェからパンの軽食を届けてくれる(有料)。

・ヨガレッスン(60分)
レッスンをして下さった方は東京、神奈川でヨガ指導をされており、ご自身の神奈川・葉山のスタジオでもレッスンをご提供されているとても素敵な人でした。部屋に入ると気さくに参加者1人1人にお声かけをされていて緊張をほぐしていました。上手なリードと適度な強度、ポイントをついたアドバイスで充実の60分。ヨガ初心者の方も居ましたが無理なく楽しく満足されていた様子。

・温泉
ヨガレッスンの後、私は貸切露天風呂に直行。1人20分の利用が可能で名前を書いて順番待ちです。私の前に1人入浴されていたので近くの離れで待っていました(誰もいなくて貸切)。その後入浴。独り占めで贅沢な時間。川の音がとにかく癒しでお風呂に浸かりながら自然を眺めるだけで最高な気分になれます。その後大風呂に向かい、ゆっくり入浴とサウナで湯を堪能しました。

左の建物が貸切露天風呂の場所で正面はラウンジ
こちらは大風呂 しかしタイミング良く貸切で使用できました 
ここには洗い場はなくシャワー利用になります

・ランチ
温泉を堪能した為利用時間が残り30分程度となってしまい、事前に頼んでおいたカフェのサンドイッチをテラスで黙食しました。ヨガと温泉でエネルギーを随分消費したせいか、お腹がとても空いていたので味覚が敏感になっておりとても美味しかったです…!

残念ながら時間がなく、この施設の売りである読書が全く出来ませんでした(涙)
ライブラリーのデスクに並べられた本のタイトルを見ていると気になるタイトル、読みたくなるキーワードなどが次々目に飛び込んできたのですがあいにくの時間切れ。ちーん(笑)。
でも良い気づきがありました。普段私が手にとらないジャンルの本があり、「なんかこの本気になるなぁ」と思ったのは今の自分、本能が求めているものなのかな、と気づくことができました。

後々気がついたのですが延長1時間につき1,100円で滞在ができたそうです、、(フロントで渡された案内に書いてあった。見てない私…)。
なので時間が足りない方は是非延長も検討してみてください。
ここではあくせく時間を過ごすのは本末転倒なので急いでアレもコレも、みたいな過ごし方は3時間では難しいかなと思います。

施設外でもリトリートは続く

施設内での読書の時間は持てなかったのですが、私はこの惣湯の施設を出た後、周辺にある自然の中に身を置き、しばらく時間を過ごしました。川沿いに誰でも使える椅子やテーブルが各所に置いてあり、のんびり過ごせる場所が実は施設外にたくさんあります。

こんな感じで所々椅子が置いてある。座ってボーッとするだけで自然のエネルギーを浴びれる
私はこちらの場所でゆっくり自分と向き合う時間を持ちました

軽い瞑想と、今感じていること、明日以降の自分へのメッセージなどをノートに残していく作業をしました。
平日ということもあって殆ど人の行き来がなく、実はものすごいゆったりした贅沢な時間を川沿いで過ごしました。本を持っていたらそこで読書を堪能できたと思います。

リトリートを振り返って

私がその時感じた事、自分と対話して理解した事は「思考と行動が一致していない日々を過ごしていた。自分の声を聞こえないふりして過ごし、行動していた事が苦しみになっていた。」という事でした。
私はやっぱり立ち止まる、自分と向き合う、という時間を意識的に、強制的に持つ必要性と重要性を改めて感じました。

自分の人生なのに自分の心を無視し続けて過ごすのは全く違う人生を歩んでしまいます。
なのでこうしてリトリートを通して心を研いで磨いて本来の自分に戻っていく時間が必要です。でも出家せず生きていたら社会と関わりを持たずに生きるのは無理なのでどうしても日常に引きづられ『自分<周囲・社会』が求める自分が優勢になります。
そのまま過ごしてしまうと他人軸の人生を歩む事になってしまうので定期的に自分を取り戻すリトリートが絶対必要です。

リトリートはもちろん日帰りでも出来ますが、リトリートで研がれた自分の継続時間は「リトリートに浸れる時間&日常生活圏からの距離」は相関関係にあるのでは、と感じました。実際どうか?できれば長期間のリトリートに参加して効果を実験してみたいものです(笑)。

色々なことを感じ、気づいた3月のリトリート。
春は色々始まる季節ということもあり、リトリートをするにもとても良いタイミングだと思います。

湯河原から帰るとあっという間に日常が(笑)。さて、また社会的義務を果たしていかねば。

私が今回参加したリトリートの詳細、ご予約は湯河原惣湯さんHP内「お知らせ」欄にてご確認ください♡

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