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ものづくりを手がけるフジケンリーダーたちが語る"ディベロッパー"の魅力
みなさん、初めまして。
今年の9月からトグルホールディングス(以下トグル)に入社し、グループ会社フジケン株式会社(以下「フジケン」)の開発企画ユニットに配属となりました来栖と申します。
これから、フジケンが行っているものづくりの魅力を発信するためにnoteで発信を行っていきます!
まだ入社して日が浅く、会社のことやそもそも不動産ディベロッパーについて分かっていないことが多いので【フジケンものづくり】第1回は開発企画ユニットで実際に様々な案件を手掛ける髙﨑さんと佐藤丹音さんに『不動産ディベロッパーとは何?』と単刀直入にインタビューしてきました!(トグルHR・採用広報の髙橋さんにもお手伝いしていただきました💦)
Q1.ディベロッパーとはどんなお仕事ですか?
ぶっちゃけ不動産ディベロッパーって何をやってるんですか?
髙﨑:不動産ディベロッパーというのは、簡単に言うと「スクラップ&ビルド」を行っている「ものづくり」を行う不動産のプロフェッショナルです。つまり、古い建物を解体して、新たな建物を作る事業を手がけています。私たちは、土地を自ら取得し、そこに建物を設計・建設し、運営するというプロジェクト全体の管理をしています。
丹音:一般に不動産でイメージするような流通の仲介役に入るわけではなく、私たちは、開発可能な土地を探し、その土地に最適な用途(住宅、商業施設、オフィスビルなど)を考えて企画しプロジェクトのマーケティング・販売・賃貸まですべてを手がけています。
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ディベロッパー業務は、設計事務所や建設業者とは違うのでしょうか?
丹音:それぞれの役割はかなり異なります。ディベロッパーは事業主として資金を投入し、全体を見渡して事業を推進します。一方、設計事務所やゼネコン(建設業者)は、ディベロッパーから依頼を受けて設計や建設を行う職種になります。
ディベロッパーはプロジェクト全体の「プロデューサー」で、設計事務所は「デザイナー」、建設業者は「ビルダー」と考えるとわかりやすいです。
髙﨑:パートナーのような関係ですね。
Q2.フジケンの強み
フジケンのディベロッパーとしての強みはどこにありますか
髙﨑:大手ディベロッパーと比べると事業規模は劣ってしまいますがフジケンの強みは、その自由度とチャレンジ精神にあります。たとえば、会社のブランドに縛られずに自由に取り組むことができます。現在は、賃貸マンションやオフィスビルをメインに開発していますが、地域によってはホテルの開発にも積極的に取り組んでいます。さらに、中長期的には丹音さんと一緒に個人の方が直接ディベロッパーとして活躍できるような企画も進めています。最近ではアセットタイプや物件数の増加にも取り組んでいます。
エリアとしてはどのあたりの開発を行っていますか?
髙﨑:主には一都三県になります。一番遠い場所ですと福岡での物件もあります。現在では広島での開発も進んでいます。
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Q3.フジケンでの二人の役割を教えてください
お二人はフジケンではどんな業務を行っていますか?
髙﨑: 私の役割は主に土地の仕入れです。土地を探して事業の可能性を検証し、事業化できる段階まで進めます。その後、土地の所有者や仲介業者との交渉を行い、事業のきっかけを作るのが私の仕事です。
丹音: 髙﨑さんと一緒に仕入れた土地をもとに、さらに付加価値をつけるための建物の企画を行います。設計事務所や施工会社と協力しながら建物が完成するまで、一貫してサポートするのが私の仕事です。土地の選定から建物の設計、そして完成までの全過程に関わり、プロジェクトを成功に導くために尽力します。
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Q4.ディベロッパーの仕事にはどんな大変さがありますか
ディベロッパー開発を行う上で正直なところどんな大変さがありますか?
髙﨑:大変なのは、プロジェクトが成功するかどうかの不確実性です。時には、土地の選定や事業化の検証が難しく、プロジェクトが思うように進まないこともあります。それでも、成功したときの喜びが大きいので、やりがいに変わります。
丹音:設計や建設に関する調整も大変です。特に、計画が変わるとそれに合わせた修正が必要になります。しかし、最終的に完成した建物が使われ、評価されるとその苦労が報われる感じがします。プロジェクト全体を通じて、チームで力を合わせることが重要です。
Q5.ディベロッパーの仕事で特にやりがいを感じる瞬間はどんなときですか
ディベロッパーという仕事はどんなことがやりがいですか?
髙﨑: 自分が見定めた土地に素敵な建物が建った時はもちろん嬉しいですね。さらにそれが誰かに認められて、いわゆる買手さんが決まった時は嬉しいというか事業の方向が間違ってなかったんだなとホっとします。扱う額も大きい中で方向性が合っていたと感じられるのはディベロッパーならではのやりがいなのかなと思います。
丹音: 仕入れてくれた良い土地が売れなかったら企画の責任でもあるので売れたときにはやりがいを感じます。あとはやはり自分が企画した建物が完成し、多くの人に利用されているのを見ると、非常に嬉しく思います。また、チームの誰かに負担が偏ることなく、設計者や建設業者と協力し、皆が満足できる企画ができるのが一番のやりがいです。
おわりに
不動産ディベロッパーという仕事についてお二人に魅力を語っていただきました。髙﨑さんと丹音さんとの対話を通じて、不動産ディベロッパーがどのような職種なのかより理解することができました。
第1回は不動産ディベロッパーの魅力やフジケンのものづくりについてお聞きしましたが次回からは物件についてのお話も聞きたいと思います!
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