
技術広報スタート6か月で得られた3つのこと
トグルホールディングス技術広報の小村です!
この記事は技術広報 Advent Calendar 2024 の3日目の記事です!
はじめに
トグルホールディングス(以下トグル)には約30名のエンジニアが所属しています。
2023年から採用を始めて、約1年かけて2名→30名の組織規模に急成長しています。 詳細記事はこちら
技術広報の取り組みを始めた経緯
1.面談による1to1のコミュニケーションを始める前から、熱量を高めたい
2024年4月~6月にかけて10名、エンジニアメンバーを採用しました。
採用としては毎月3名~4名の入社が決まり、順調です。
一方、トグルのエンジニア組織の魅力を伝えるために、3か月で約60件のカジュアル面談をCTOの久森が担当しました。面談で1日のスケジュールが埋まっている日もありました。
カジュアル面談を終えると、選考意思がなかった方もトグルに興味をもっていただき、内定承諾率も8~9割近くと高い水準でした。
1to1のコミュニケーションももちろん大切ですが、もともとトグルを知っていて、自身の中での親和性を見出した状態でカジュアル面談や面接に進められることが理想です。
だからこそ直接的な接点を持つ前から、トグルを知ってもらう取り組みが重要だと考えました。
2.「トグルを知るきっかけ」の創出
今までトグルを知るためには媒体やエージェント経由で紹介があり、トグルを知ったという人がほとんどでした。
『トグルを知った人』に対しては、エンジニアの組織・環境についてまとめたドキュメント toggle holdings Engineering Handbook(以下、ハンドブック)があったり、トグルの”人”を知ってもらうための記事 note があったりと充実していましたが、知ってもらって初めてたどり着く情報です。
「トグルを知るきっかけ」の創出をするためにも技術広報としての取り組み強化の必要性を感じました。
こうして、どんな技術をつかっているのか社外にむけて発信し、発信した内容を資産としてためていく、技術広報としての取り組みがスタートしました。
どこに向かうのか。「山」を定めた5月
技術広報として、どこに向かうのか。
トグルのエンジニア・エンジニア組織らしさとは、どんな点なのかを定めました。
結果、以下の2つにたどり着きました。
速さ"と"品質"の両立。
成長意欲のある人々が活き活きと あたかも強くてニューゲームをしたかのように爆速で 様々な業界の在り方をかえる価値をつくる
ここから、取り組みに落とし込んでいきます。

山を定めて、取り組みに落とし込むなかでは株式会社ハイヤールーの玉田さん、緑川さんにご支援いただきました。
取り組みを始める際に、どのように整理していくのがよいかわかりやすくまとめらえれたスライドがあったのでご紹介します!(スライドリンク)
取り組みの結果に生まれたもの
3つ、ありました!
1.エンジニアとの新規接点
技術カンファレンスへの出展をとおして、約470名の方と新規接点をもちました。また最近の技術カンファレンスでは学生支援をし、より広い層に知ってもらう活動をしていることや、トグルの技術として最も使っているTypeScriptの技術カンファレンスでは新しい言語ということもあって、学生の来場者も多く、各技術カンファレンスに出展するたびに、インターンシップや新卒選考に興味をもつ方が2‐3名いらっしゃいました👏

2.技術広報同士の横のつながり
もともとコミュニティから派生して「技術広報」という肩書きはあとからついていることもあり、社を越えて技術でつながり、盛り上げていこうという文化がありました。
Xでつながり、一緒に企画をつくっていく仲間が社外にいるのは大変心強いです。

3.エンジニア組織の文化醸成
最後に、社外に発信していこうというムーブメントの醸成がありました。
技術カンファレンスCfPを提出し、登壇するメンバーが表れて、技術カンファレンスで自社のサービスや技術を他社や来場しているエンジニアに語る場面も増え、技術カンファレンスに出展・登壇後の振り返りではエンジニアのメンバーからこんな声があがりました。
・純粋にエンジニアとして刺激になった
・CfP通して登壇したい
・技術について発信していきたい
2024新卒の西村さんからの提案により、取り組みのひとつとしてこの12月から『toggle Engineer Blog』がはじまりました!!(エンジニアブログ立ち上げの経緯はこちら)
12月といえばアドベントカレンダー!としてブログの立ち上げのみならず、トグルのエンジニアでも、アドベントカレンダー企画を行っています。
https://qiita.com/advent-calendar/2024/toggle
毎日更新していきますので、ぜひご覧ください!
まとめ
トグルを知ってもらったり新たな接点をもったりすることのほかに、社を越えた横のつながりやエンジニア組織文化の醸成につながることは技術広報としての活動が少しずつ、コミュニティ全体に・そして社内に良い伝播を与えていくと感じています。
やりとりを通して、来年もさらにつながり・輪をつくり、発信していきたいと思います。
今年の総まとめ





