本の紹介とか色々
フォローさせて頂いている方のnoteで紹介されていた本を読んで、衝撃を受けた。是非紹介させて頂きたい。
注・発達障害ホールダーで、フリーランスでいく!等、自分の特性を活かした働き方で生きて行こうと考えている方は読まなくてもいいかもしれない。
筆者の方は発達障害をお持ちで、発達障害ホールダーが会社という組織の中で生きていく為の心得を書いている。
まず驚いたのが、出だしからであった。
「ジョブスではない」ということを理解するのに30年かかった。
発達障害のことを調べた事がある方は絶対一度は目にした事があるだろうが、「歴史に名を残したあの人やこの人も発達障害だったんですよ」という慰めに似た文章。だからあなたも頑張ってと言いたいのだろうか。あなたも頑張ればMacを作れると・・?
私は自分のことを天才と同等なんて考えた事はないが、実は若い頃、この変わった人間性がどこかで花開いて大成するんじゃないか、と大した努力もしていないのに思っていた。この筆者の事を笑ってられない。
あわよくば、と期待していたわけだが、ジョブスもアインシュタインもエジソンも、発達障害なだけであって元々天才気質だったんである。発達障害=天才ではない。ジョブスはジョブスという天才であり、私は私という凡人だ。同じベクトルで考えてはいけない。
なんか分かるなーと強い共感を持って読み進める。
そしてガツンと一言。
自分は突出した能力を持っていて、それひとつで社会を駆け抜けていけるのか、それとも欠損を抱えた人間として社会に順応していく努力を重ねる必要があるのか・・
私は紛れもなく後者であり、大体の人はそうだと思う。
断っておくが、筆者は社会に順応する努力を怠らな!と叱咤激励している訳ではない。こうしたらまだ楽に組織の中でやっていけまっせ、という事を提案している。
定型発達の方が読んだら、なにを当たり前の事を、と鼻で笑うだろう。しかし、私はこれをテキスト化してくれて非常に有難いと思っている。
私はフリーランスになる、という努力をしたくないし、それができるほどの能力も資格もないので、会社組織の中で生きていくつもりでいる。どんな風であれ、働かなければ生きていけないもん。
同じ様な事を考えて、アウトプットしてくれている筆者に感謝。しかもこの方、鬱々としていた頃を振り返っているのだが、何か私と重なる部分がある。分かるーと声に出してしまった。
興味がある方は是非ご一読下さい。
ところで、昨日書いた気になる企業に応募した。等々応募するのボタンを押してしまった。
書類選考が通った場合を考えて、志望動機を文章にしている最中だ。これが難しい。さすがに「私でもできそうな仕事だと思ったからです」は速攻落ちるだろう。
とりあえずメモがてら、思いついた事を書きまくっている。1.大手で安定 2.今の仕事と共通するところがある 3.やりたい業務だからetc. これらを面接になったら、相手の機嫌を損なわず、うまく伝えられるだろうか。その会社の歴史や伝統、社会貢献度等織り交ぜられたら良いのだろうが、はっきり言ってそう言ったものに全く興味がないし、聞いたところでそれに共感しました!って嘘になるしなんか歯が浮きそうな台詞だ。じゃあ競合他社でも良いんじゃないの?と言われたら今のままでは撃沈である。
面接とかじゃなくて、とりあえず1週間無給で現場に入れて様子を見て、いけそうだったら採用、という選考方法にしてくれないかなー。無理だろうけど。
そんな余計な事を考えたり、他の事をしながら志望動機を纏めようとしてるものだから、全然まとまらない。あれ、これってまた思考がグルグルしてる・・??不安だ・・
最後に御礼を。私の記事を購入してくださった方々が何名かいらっしゃる。本当に有難うございます。ゲストの方も多いみたい。もし質問等ありましたら、記事にまとめてお答えしたいと思います。