ルミックス DMC-LX9
デビルメイクライではない。さてLX9ですが、X100V購入時には妻に「売ってしまえ」と言われてましたが、うむ、手元に残しておいて大正解。X100VがS5と入れ替えとなり、見事にコンパクト枠、エブリデイカメラの座に返り咲いたLX9。
ファインダーはありませんが、小さなボディにライカのレンズ。なかなか良い写りをします。「生命力・生命美」を謳ったモノではありませんが、画作りとしての方向性はS5と同じように思えますので、S5のサブ機という感じにもなりますよね。
最短撮影距離はレンズの先端から3cmという事なので、チプカシだってこんな感じに写せます。1型センサーの深い被写界深度も相まって、物撮りマスターという運用をしとりましたが、この度、晴れてエブリデイカメラ枠に戻って来た訳です。
とはいえ、APS-Cやフルサイズの写りを経験してしまうと、やはり1型センサーの写りにはやや不満が残ります。ファインダーも無いので撮影に熱が入らないって事も無きにしも有らず。
そしてカメラ本体、レンズ内に入ったゴミの数々。撮影に影響のないレベルのモノですが、気になる、と言うかテンションが下がります。わざわざ分解清掃に出すのか否か。
そして物欲魔人が囁きます。
「マイクロフォーサーズのG100Dを買っちゃいな。レンズ買うより安いんだぜ?ファインダーが付いててあのサイズに収まるんだぜ?パナライカのレンズも使えるんだぜ?LX9と入れ替えちまいな!」
まてまてまてまて!
魔人にそそのかされてはいけない!現在予定されとりますカメラ関連の物欲として、Lマウントレンズの50mmと85mm、もしかしたら大三元標準ズーム、そしてXマウントの方ではフォクトレンダーノクトンの35mm。フジ純正の35mmF2も欲しい気もしとります。
ので、マイクロフォーサーズを増やすのは自殺行為な訳ですよ。無尽蔵に資金がありゃ別ですが…
ので、LX9はまだまだ使い続けます。そしてレンズのゴミが撮影に影響し始めましたら分解清掃を考えます。