LUMIX S1 ファーストインプレッション 見た目のお話
ついに手元に来ましたパナソニックのLUMIX S1。とりあえずファーストインプレッションは見た目のお話のみ。つか5年前のカメラを今更インプレだって?まあプロのレビュアーでも無いんで、ほんとにただの一個人の感想だと思って頂ければと思います。
デカいデカいと言われとりますが、手に取ってみると「なんだ、こんなもんか」とやや拍子抜け。スペックシートを見ると、我が家のキヤノンEOS5QDよりも横幅と高さは小さく抑えられております。
グリップ部の厚みはS1の方が飛び出してはいますが、レンズを付けりゃそれ以上に飛び出しますんで、そこはノーカンです。
もはや手元にはありませんが、S5と比較すると、横幅・高さ・厚み、それぞれで「1.5cm程度」は大きいようです。しかし、S5と比べて、持ち出すのに億劫になるような差か?と問われると答えはノー。
コンデジと比べりゃたしかに億劫になるサイズなのかも知れませんが、フルサイズのレンズ交換式カメラの場合、レンズのサイズはどうせデカいんだから、ボディの1.5cmなんて誤差の範疇と考えても大丈夫かと思います。小さなS9にデカいS PRO 50mm F1.4を付けてもどうせ小さくは見えないでしょ?
1kg超えのボディの重量はお世辞にも軽いとは言えませんが、僕の場合は、デカくて重いレンズ、S PRO 50mm F1.4を使う事が大前提となりますんで、デカくて重いボディの、そのサイズ重量はむしろプラスに働きます。バランスが取れて丁度良いのだ。
正直なところ、S5にS PRO 50mm F1.4はアンバランスでした。フロントヘビーで持ち難いことこの上なし。最新型のS5IIではなく、5年落ちのS1に乗り換えた一番大きな理由はコレだったりします。ボディに重量があるもんですから、どんなレンズを付けてもフロントヘビーになり難いってのは利点だと思います。ストラップで首から掛けても、「お辞儀」がかなり軽減されました!
実際のところ、S PRO 50mm F1.4を手に持って使う場合、S5よりS1の方が軽く感じる不思議があります。これは経験しないと分からない不思議であります。スペックシートだけ見てデカい重い言うのは止めましょう。レンズとの重量バランスこそが重要となる訳です。
それでも重量があるのは事実ですから、しっかりグリップを握って保持している時以外の時間、つまり運搬中なんかはダメージ増大を免れないでしょう。肩凝り首凝り必至です。そう言った意味では、小さなレンズしか使わないってんなら、S5シリーズの方が良き選択になるかと思います。
とは言え、小さなレンズは似合わないのか?と言えばそうでも無く、ご覧の通りカッコ良きかと思われます。しっかり握れる分、より振り回し易く軽快な印象すら受けます。
コシナツァイスのプラナーも良き具合に似合っております。古き良き一眼レフと言った印象でしょうか?
長々たらたら書いてますんで、ファーストインプレッションとしては、このあたりで止めにしておきます。バリアングルでは無くチルトモニターってのも良きですし、ファインダーの性能もぶっ飛んでおります。それに肩液晶の存在などなど、まだまだ語り足りないトコロもありますので、それはまた別の機会にでも。
では!