自然エネルギー100%農場
太陽光や風力発電などの自然エネルギーを供給、顔の見える電力として供給元の背景やナラティブを通じ、電力そのものの価値や意識を発信しているみんな電力さんを戸頭農場の電力として数年前から使用しています。
今月から農場内の動力もみんな電力さんと契約し、100%自然エネルギーでの生産活動が始まりました。
自然環境に優しそうなイメージのある農業ですが、温室効果ガスの排出は産業全体の15パーセントを占め(欧米では25%との研究結果も)、今日もどこかで化石燃料をじゃんじゃん焚きながら耕しているのが実態です。
自然の恩恵を直接受ける農業だからこそ、環境負荷低減のために何が出来るか?どの選択が最良か?常に考えていきたいです。
電力に対してまったくの門外漢だったので、こちらを読んで勉強しました。
いとうせいこう編著 『明日はこっちだ』
戸頭農場も一歩ずつオフグリッドを目指していきたいと思っていますが、冬場の日照量が少ない積雪地帯にはペロブスカイト型の太陽光発電が合いそうです。鉛の問題などクリアできれば、農場の近くに大豆や小麦やさつまいもなどと一緒にソーラーシェアリングしてみるのも楽しそうです。