戸頭農場

新潟市南区にてお米や越後姫(いちご)、お餅づくりなど営むエコファーマー認定農場です。 農業を通して「喜び」の循環をつくる! ホームページでは、農家直送の減農薬で育てた新潟県産コシヒカリ、もち麦等お求めいただけます。 http://togashira.farm

戸頭農場

新潟市南区にてお米や越後姫(いちご)、お餅づくりなど営むエコファーマー認定農場です。 農業を通して「喜び」の循環をつくる! ホームページでは、農家直送の減農薬で育てた新潟県産コシヒカリ、もち麦等お求めいただけます。 http://togashira.farm

最近の記事

とある米の旅立ちを想う

とんがったコシヒカリが出荷されていく。 7~8年ぶりの直播のくせに、ドローンで播種。しかも倒れやすいばらまき散播なうえ、倒伏しやすいコシヒカリを撒いた。 暖かく湿っぽい草丈が伸びがっこうな今年は特に厳しい。2筆1ヘクタールのうち、1筆はしっかりベタつぶれていた。 コーティングの段階からこのコシヒカリはとんがっていた。 種子コーティングはカルパー。内包する酸素の関係で1週間以内に播種しなきゃいけないネックがある。そこをJAの勧めで、‘‘理論上は‘‘ 芽が出てくるという、3週

    • 新米販売スタートのお知らせ

      昨日等級検査を終えまして、検査分全て一等をいただきました👏わー🎉例年ですと、私たちの地域では一等米比率8割以上ですが、昨年は猛暑により一等米比率は0.3%😞お久しぶりのこの◎マーク、ただただ嬉しいです。 予定よりも収穫と検査が早く終わりましたので、なんと…本日より在来コシヒカリと減農薬有機肥料栽培こがねもちを販売開始することとなりました! 今年の新米をいち早く楽しめるチャンスです。秋の味覚をお家で楽しみたい方は、ぜひこの機会をお見逃しなく!9月20日からにじのきらめきも販

      • 令和6年産米の販売時期に関しまして

        令和6年産米の販売時期に関しまして 平素より当店をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。   令和6年産の新米の収穫が始まりました。 昨年のような酷暑の影響はなく、順調に健やかに育った稲たち。刈っている農家の皆さんも晴れやかな顔立ちの中に安堵がみられます。 そしてお知らせです。 9月20日より、令和6年産の在来コシヒカリ、にじのきらめき、こがねもちの販売を開始いたします。   今年も豊かな自然の恵みをたっぷり受けた美味しいお米を、皆様にお届けできることを心より楽しみ

        • 令和5年産米ご好評につき完売のお知らせ

          平素よりご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 この度、令和5年産の在来コシヒカリ・こがねもち・にじのきらめきが、おかげさまで大変ご好評をいただき、完売となりました。多くのお客様にご支持いただきましたこと、心より感謝申し上げます。 今年も皆様にご満足いただける高品質なお米をお届けできましたことを、スタッフ一同大変喜ばしく思っております。 さて、令和6年産米の販売についてご案内させていただきます。 令和6年産米は9月下旬よりご注文を受け付け開始する予定です。詳細につき

        マガジン

        • Togashira Farm 通信
          4本

        記事

          田や畑の上で 第0回

           ツユクサナツコの一生を読んだ。  市井の人々がおくるいとおしい日々の表裏には、コロナ禍やウクライナ戦争など確実に日常の何かを「欠け」させてくる不安定な日常にも目を向けている。この表裏どちらか一方を際立たせるのではなく、巧みなバランス感覚をもってして(それを可能にしている余白の妙)ナツコの日常と私たちの過ごした日常を繋げる、心の深いところまでとけこむ読書体験となった。  新潟の米農家にとってこの夏は猛烈な経験であったが、ツユクサナツコを読みコロナ禍を思い出すように、きっと

          田や畑の上で 第0回

          2023年上半期の読書

           2023年も今日から折り返し。上半期に読んだ本を振り返ってみます。 東京藝大美術学部 究極の思考 増村 岳史 土を育てる ゲイブ・ブラウン / 服部 雄一郎 植物考 藤原 辰史 ひとりの妄想で未来は変わる 佐宗 邦威 カエルを食べてしまえ! ブライアン・トレーシ / 門田 美鈴

          2023年上半期の読書

          自然エネルギー100%農場

           太陽光や風力発電などの自然エネルギーを供給、顔の見える電力として供給元の背景やナラティブを通じ、電力そのものの価値や意識を発信しているみんな電力さんを戸頭農場の電力として数年前から使用しています。 今月から農場内の動力もみんな電力さんと契約し、100%自然エネルギーでの生産活動が始まりました。  自然環境に優しそうなイメージのある農業ですが、温室効果ガスの排出は産業全体の15パーセントを占め(欧米では25%との研究結果も)、今日もどこかで化石燃料をじゃんじゃん焚きながら耕

          自然エネルギー100%農場

          年末年始の営業についてお知らせ

          いつも戸頭農場をご愛顧いただき誠にありがとうございます。 年末年始の営業につきまして、 12月31日~1月5日まで冬季休業をいただきます。また、冬季休業期間中は実店舗ならびにウェブショップもお休みさせていただきます。 冬季休業前の年内最終出荷は12月30日17時まで 冬季休業中の注文分は1月6日より順次出荷いたします。 ご不便おかけしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

          年末年始の営業についてお知らせ

           小さなカウンターと恩返し

           どの季節の山登りが好きかと問われたら、問いが頭に巡るよりも反射的に「秋」と答える。そのくらい秋の山が好きだ。  色づく葉々に、朽ちてぱりぱりのカーペットとなった紅葉たち。木々の茂みは徐々に背景を透けさせ、春夏に拝めなかった景色がうかがえるようになる。 Tシャツ短パン軽装備で登る私にとっても、肌身が冷たいくらいがベストシーズンだ。登りで汗ばんでも、稜線に上がるとやがて吹き抜ける冷風に心も身体も清涼感と高揚感に包まれる。  蚊やヒルがいないのも秋が好きな理由だ。どこぞでリン

           小さなカウンターと恩返し

          クラダシチャレンジに参加しています

           戸頭農場は社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」に参加しています。  フードロスを始めとした様々な社会問題解決に取り組む事業を展開する社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」が立ち上げたクラダシチャレンジ。  学生が実際に農家のもとへ訪れ、栽培や収穫を体験。食育やフードロスなどを現場を通してさらに深く学び、そこで収穫した農産物をKURADASHIサイトにて販売。購入金額の一部は次のクラダシチャレンジへの基金として還元され、農家⇄学生⇄KURADASH

          クラダシチャレンジに参加しています

          Togashira Farm 通信 -August 2022-

          夏、流れ着く 2018年8月、私は一人長野県飯田市にいた。 盛夏がまだまだ秋を寄せ付けまい、出番じゃないよ、と最後の意地をみせつけてくる、そんな頭を垂れたくなるような暑さだった。  新潟から遠く離れた彼の地になぜいたかというと、パックラフトというカヌーとゴムボートを合わせたような一人乗りのインフレータブルボート(空気充填ボート)の川下りツアーに参加するためだ。 清流を自分の力で漕ぐ楽しさや、水の上でゆっくりと進む時間に魅了され、年に1~2回と少ないながら、ツアーに参加して

          Togashira Farm 通信 -August 2022-

          戸頭農場のもち米がハワイに出張中〜✈️

          なんとなんと、戸頭農場の減農薬有機肥料栽培のこがねもち(もち米)が只今ハワイに出張してます!🏝 2日間に渡って盆踊り大会も催されたようです🏮 ハワイの方々は、もち米をどうやって食されるのだろうと思っていましたが、 現地で食べられているカリフォルニア米がパサパサとした食感なので、もち米を少し加えて炊き、モチっと感をプラスしてるそうです。知らなかった〜👏🏻 もち米を加えた美味しいおにぎりの作り方を教えていただいたので、試してみたいと思います!

          戸頭農場のもち米がハワイに出張中〜✈️

          Togashira Farm 通信 -Jul 2022-

          手からこぼれ落ちるファストへ  忙しない日々の中では体感15分でもぱっと1時間経過していたり、日が傾くのを早く感じたり、え!サザエさん最近観たばかりなような…と曜日感覚をどこかに落っことしていたり、時間はいい意味で平等じゃないなと思う。  4月から続いた苗作りに田植え、大豆の播種。昨年の12月下旬から半年間続いたいちごの収穫作業を終えて農場内では少しだけゆっくりとした風が吹いている。 捉え方を変えれば嵐の前の静けさともいうが、常に走ってるような早い時間軸から、グラデーショ

          Togashira Farm 通信 -Jul 2022-

          Togashira Farm 通信 -June 2022-

          - 反復と思考、透明になるトラクター - 農作業は思考の深みにもってこいで、それはひとえに反復作業の生み出すものだと思う。例えば、土に種を蒔き芽が出て育つ。当たり前と思っているこの流れを最近とても不思議に思う。ホームセンターでもどこでも紙の袋に入ってて、振るとカラカラ音が鳴る種。その種に土と水の要素が加わることで、カラカラの種の中で劇的な変化が起きる。土・水・種 不思議がつまっているこの三要素の関係性はなんなんだ?なんてことを繰り返し考えてたりする。もちろんそんな面倒なこと

          Togashira Farm 通信 -June 2022-

          Togashira Farm 通信 -April&May 2022-

          - 揺らぎ・始まり・会話 -  皆さんの家の周りでは桜が満開の頃合いでしょうか? 新潟は例年4月5日前後に咲き始めます。入学式や入社式を通過し、慣れない世界に向かう(帰る)道すがらに見える満開となった桜は、ドキドキと安らぎがないまぜになった揺らぎみたいな感情を呼び起こしてくれます。  稲作を生業とする私たちもこの頃になると、ドキドキとワクワクが混ざり合った気持ちに。いよいよ田んぼ仕事が始まります。 冬の間に立てたおよそ100筆(筆は田んぼを数える単位)の作付け計画をスム

          Togashira Farm 通信 -April&May 2022-

          とがしら農場 自己紹介!

          とがしら農場発 季節の移ろいをお伝えする、To microbes!(トゥーマイクロウブズ!) 初投稿となる今回、私たちとがしら農場の自己紹介をさせていただきます! 私たちが農業を営む新潟市(旧白根市)戸頭地区は、長さ日本一の大河・信濃川と、 その支流の中之口川の間にあります。 越後平野がどこまでも広がり、豊富な水量 を生かした農業の盛んな地域です。 お米はもちろんのこと、桃やぶどう、西洋梨(ル・レクチェ)、越後姫(いちご)、 枝豆やきゅうり、トマト、かきのもと(食用菊)、

          とがしら農場 自己紹介!